東京都多摩市 クロスガーデンデンタルクリニック

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医院通信

2020年5月

こんにちは、院長の藤原です。世界の新型コロナウィルスの感染者は400万人に、死者は30万人に届こうとしています。日本でも感染者は15000人、死者は600人を超えました。
現在、既存薬で効果のあるものがないか世界中でしらみつぶしに探している最中ですが、大村智先生(2015ノーベル医学生理学賞受賞)が開発に貢献した抗寄生虫薬「イベルメクチン」に新型コロナウイルスの増殖を抑える効果があるのではないか、との報告がありました。また過剰な免疫反応(サイトカインストーム)によりさらに重篤な肺炎に陥ってしまうケースには、間接リウマチなどの治療薬「アクテムラ」が効果があるのではと、本庶佑先生(2018ノーベル医学生理学賞受賞)が提言しています。
さて、連休までとされていた緊急事態宣言は今月末まで延長されることになりました。巷では「集・近・閉」というブラックジョークまで出てきた「三密を避ける」や「手洗いの励行」「外出の自粛」が叫ばれていますが、一般論として感染症は「1カ月、2カ月頑張って自粛すれば収束する」ものではなく、「集団免疫を獲得するか有効なワクチンが開発されれば収束する」とされています。どんな感染症もほとんどの人々が感染しないと血液中に抗体ができず、ただ“隔離”をして抗体のない人を増やしても、またいつか感染は再燃します。1918年のいわゆるスペイン風邪の第1波は夏に自然に収束しましたが、9月頃より始まった第2波で肺炎を起こして重症化する人が続出し、大量の死亡者を出してしまいました。この流行は翌年3月以降の第3波まで続きますが、その後人類の大部分が感染し免疫を獲得したことで自然と流行は収束しています。
開発が急がれるワクチンには、BCGでお馴染みの「生ワクチン」、インフルエンザなどの「不活性化ワクチン」、破傷風などの「トキソイド(不活性化ワクチンの一種)」の3種類がありますが、これまでざっと「10年、1千億円」と言われていたワクチン開発が今回はどうなるのか、気になるところです。


 

2020年4月

こんにちは、院長の藤原です。この一カ月、いや一日一日、世の中はとんでもないことになってきています。現時点で、新型コロナウィルスの感染者数は世界で170万人に達し死者数は10万人を超えています。日本でも感染者数は7000人を超え死者数がすでに100人を超えました。ついに政府は7日、7都府県に対し「緊急事態宣言」を発令。これにより対象の都府県知事が住民に対して、外出自粛要請、人が集まる施設に対しての休業要請、仮設病院設置のための土地収用などの「要請・指示」を行うことができます。これまでの「呼びかけ・お願い」より強いものとなりますが、はたして補償を伴わない休業要請で大きな効果が期待できるのか。
治療薬やワクチンの開発はどうなっているのでしょうか。新薬を一から作るのは難しく、とりあえず「ドラッグ・リポジショニング」という既存薬を転用するアプローチで治療薬の開発が進められています。エボラ出血熱の治療薬として開発されていた抗ウイルス薬レムデシビル、抗インフルエンザウイルス薬ファビピラビル(「アビガン」)、HIV感染症に対する治療薬として承認されているロピナビル/リトナビル配合剤(「カレトラ」)、実験で強いウイルス活性を持つことが示されている喘息治療薬シクレソニド(「オルベスコ」)、などのニュースをご覧になった方も多いと思います。他に既存薬ではありませんが、COVID-19から回復した人の血液から抽出された回復期血しょうや高免疫グロブリンによる治療薬も治験が始まっているようです。
ワクチンの開発も待たれるところで、すでに世界中で行われ治験を始めた企業・研究機関もあります。ただ健康な人が病気を予防するものであるがゆえ安全性を確かめるのに時間を費やし、実用化にはどうしても数年かかってしまいます。一般論として、医薬品メーカーは新薬の開発を、時間と資金を費やす価値があるかどうかで判断します。実際、すぐに終息したSARSや感染拡大が緩やかだったMERSに対してのワクチンは開発されていません。



 

2020年3月

こんにちは、院長の藤原です。新型コロナウィルスの感染拡大はとどまるところを知らず感染者数は世界ですでに10万人を超えました。わが日本でも各種イベントが次々に中止になり、観光地からは人が消えています。日本各地で感染源が特定されない感染者が日々増えていく、感染者がいつどこにいるかわからない、という状況で、いろいろな情報が入り乱れています。デマ情報によるトイレットペーパーの買い占め騒動では、47年前の「オイルショック」を思い出した方も多いのでないでしょうか。衛生材料の生産の大部分を中国に頼っていた日本では、マスクの品薄が深刻な問題となってきました。特に医療従事者の使用する特殊なマスクの品薄は、これから増えるであろう感染者の検査において切実な問題です。
WHOは先月、新型コロナウィルス(2019-nCoV、nは今までにないという意味のnovelの略)による感染症を「COVID-19」と名付けました。「Coronavirus Disease 2019」の略で「2019年に確認されたコロナウィルスによる病気」ということになります。SARS (Severe Acute Respiratory Syndrome重症急性呼吸器症候群)やMERS (Middle East Respiratory Syndrome中東呼吸器症候群)と同列の扱いなんですね。(“respiratory” とは「呼吸(器)に関する」といった意味の医療系の単語、”respirator”は人工呼吸器) ヒトに感染するコロナウィルスは風邪の原因ウィルス4種類とこのSARSやMERSのウィルスが知られていますが、今回の新型コロナウィルスの遺伝子はSARSコロナウィルスに近いとの報告がありました。
ウィルスには、新型コロナウィルスのように外側がエンベロープ(envelope)と言われる幕で覆われているものと、ノロウィルスのように覆われていないものがあります。このエンベロープは大部分が脂質からできているため、アルコールや石鹸など脂質を溶解する消毒薬で破壊することができます。感染予防にはしっかりとした手洗いが大事とされる所以です。また、個人の隔離や地域閉鎖などをすることなく極めて安全に感染症の感染拡大を抑制する方法として、「弱酸性次亜塩素酸水」の空間噴霧はかなり有効とされています。臭いで気がつく医療関係の患者さんがたまにいます。
 

 

2020年2月

フィリオ30
こんにちは、院長の藤原です。メディアは先月からの新型コロナウィルスの話題であふれかえっています。ピークはまだこれからのようですが、医院内の次亜塩素酸噴霧も濃度を上げることにしました。高温・多湿になれば収束するとは言われていますが、オリンピックに影響が出ないように祈るばかりです。

さて、オリンピックイヤーの今年は、2月29日がある、「うるう(閏)年」です。太陽暦と地球の自転速度にズレがあるため1年は厳密には365.24219日。言い換えると、365日5時間48分45秒。このズレを修正するために、4年に1度1日増やしているわけです。身の回りに2月29日生まれの人がいると、「4年に1回しか歳をとらなくていいね!」と言われますが、実際はそんなことはありません(笑)。日本には、年齢を決める「年齢計算ニ関スル法律」があり、私たちが年をとるのは誕生日の前日が終了する24時と決められています。つまり、うるう年の2月29日に生まれた人が年をとるのは、2月28日が終わりを迎えて24時になった瞬間です。タイミングとしては3月1日の人と同じです。ちなみに、あのスカイツリーも約3年半をかけて2012年2月29日に完成しました。記念日として覚えやすく、入籍日としても人気なようです。逆に2月29日生まれの人の役所への出生届を、誕生日をずらして28日生まれまたは3月1日生まれとすることも可能だそうで。

なぜうるう年で追加される1日が、2月なのでしょうか。これは、約2700年前の古代ローマで暦上の3月を1年のスタートとして定められていたからなんだそうです。そして「4で割り切れる西暦年はうるう年」なんですが「100で割り切れる西暦年は平年(通常通り)」。しかし 「400で割り切れる西暦年はうるう年」。つまり、うるう年とは「4年に1度ある」というよりも、「400年に97回ある」という表現が適切なのだということになります。ではこの先はどうなるのでしょう。2000年はうるう年でしたが、ルールからすると、直近では2100年がうるう年にはならないようです。西暦の下2ケタが「00」になるときは注意! といっても、関係ないか…

2020年1月

こんにちは、院長の藤原です。あけましておめでとうございます。令和になって初のお正月で、干支も十二支の中で最初のネズミ。何となく気持ちがリセットされたような気がします。

年始のスポーツ界はというと… まず、ニューイヤー駅伝で旭化成が4年連続25度目の優勝。服部勇馬擁するトヨタ自動車に一時トップを奪われるも、高卒2年目の小野が逆転し鎧坂で逃げ切りました。新国立競技場初の大会として行われたサッカー天皇杯決勝はヴィッセル神戸が鹿島に勝ち初優勝。イニエスタ、ポドルスキ、ビジャ、フェルマーレンなど世界の超一流に加え、国内から西、山口に、秋から酒井、藤本と、集めまくったチームがクラブ史上初のタイトル獲得を成し遂げました。外国人枠の関係でサンペールがベンチ入りできないという贅沢さ。これに飽き足らず、さらにダビド・シルバや元ドイツ代表FW、マリオ・ゴメスの獲得に動いているという噂もあります。サッカー界の読売巨人か(笑) 箱根駅伝は青学大が2年ぶり5度目の総合優勝しました。東海大が前回優勝タイムを4分弱縮めたにもかかわらず2位となってしまうという超高速レースになった要因は何か? どうもシューズが関係しているようです。ほとんどの選手があの「ナイキ」の「厚底シューズ」を履いていました。参加210選手の着用率は約85%。10区間中7区間で「区間新記録」が飛び出しましたが、そのうち6つはこの「厚底シューズ」がたたき出したものです。現在のモデルは3世代目の「ナイキズームXヴェイパーフライネクスト%」。この3世代目「厚底シューズ」、ピンク色が有名ですが、12月に発売された「EKIDEN PACK」コレクション用の新色で〈オーロラ〉と呼ばれる薄いブルーとオレンジのコンビネーションで左右のカラーが微妙に違っているやつを履いている選手(メーカー提供か?)もかなりいました。

10区の創価大2年嶋津雄大は1時間8分40秒の区間新記録を叩き出し、11位から9位まで順位を上げシード権を獲得する見事な爆走を見せましたが、履いていたのは白いシューズでした。「ミズノ・マキシマイザー」の新製品ではないかと言われています。
 

2019年12月

こんにちは、院長の藤原です。令和元年も年の瀬を迎え、なんとなく気忙しくなってきました。院内の音楽はジョン・レノンからクリスマスソングへ。もうこの季節が来てしまったか、1年経ったんだなあとため息をつきます。

さて、今年もいろいろな出来事がありました。独断と偏見で振り返ると… 1月、箱根駅伝で青学の連覇が途絶え東海大の逆転優勝。大坂なおみが全豪オープン優勝。ランキング世界1位に。2月、JAXA「はやぶさ2」が小惑星リュウグウへの着陸成功。3月、イチロー(46)が現役引退を発表。4月、タイガー・ウッズが11年ぶりメジャー優勝。5月、新天皇が即位、元号が「令和」に。6月、将棋の羽生善治九段が歴代単独1位の1434勝目を記録。吉本興業の「闇営業」問題勃発。香港で「逃亡犯条例」改正案めぐり大規模デモ。八村塁が日本人初となるNBAドラフト1巡目指名。7月、アニメ制作会社「京都アニメーション」で放火事件。「令和の怪物」大船渡・佐々木投手が監督判断で登板回避し予選敗退。8月、昨年プロストに合格したばかりの渋野日向子(20)が全英女子オープン初優勝。茨城県常磐自動車道でのあおり運転で指名手配の男を逮捕。9月、ラグビーW杯日本大会が開幕。山梨のキャンプ場で7歳女児が行方不明に。未だ見つからず。10月、消費税が10%に。リチウムイオン電池を開発した吉野彰氏がノーベル化学賞受賞。ラグビーW杯日本代表がアイルランド、スコットランドを破り予選リーグ突破。沖縄・首里城で火災、本殿など含め7棟消失。11月、東京都がマラソン&競歩の札幌開催を容認。政府主催「桜を見る会」に安倍首相の後援会関係者が多数招待されるなどの私物化指摘。12月、将棋の豊島将之名人が竜王も奪取、史上4人目の「竜王・名人同時保持者」に。

政治家の失言・不祥事、芸能人の薬物法逮捕、有名人の訃報も多かった一年でした。それでは皆様よい年をお迎えください。

2019年11月

こんにちは、院長の藤原です。肌寒い日が多くなり、上之根大通りにそびえる街路樹の紅葉が美しい季節になりました。秋から冬にかけての季節の移ろいが感じられる時期です。

9月20日に始まったラグビーW杯は、日本中に膨大な数の「にわかラグビーファン」を生み出し今月2日の決勝戦で幕を閉じましたが、テレビやネットではいまだにラグビーの話題で盛り上がっています。「これまで知らなかったラグビーのルールが少しわかるようになった」「前大会の時は五郎丸しか名前と顔が一致しなかったが今回は何人もわかるようになった」という声をあちこちで耳にします。ラグビーをやりたいという子供もこれから増えるのではないでしょうか。わが日本は、予選リーグこそアイルランドとスコットランドを撃破するという快挙を成し遂げ全勝で勝ち上がってきましたが、決勝トーナメント初戦の準々決勝で南アフリカに敗れてしまいました。毎試合対戦相手に合わせた攻撃の作戦を立て日本を勝たせてきた名作戦参謀トニー・ブラウンをしても南アフリカの守備を崩すことができなかったようです。そして、あのニュージーランドオールブラックスは準決勝でエディ率いるイングランドに苦杯をなめ、決勝は南アフリカとイングランドの対戦。結果はご存知の通り、32―12で南アフリカの12年ぶり3度目の優勝となりました。3度の世界タイトル獲得はニュージーランドに並んで史上最多になります。前大会の初戦で日本に歴史に残る敗戦を喫しましたが、今回も初戦でニュージーランドに敗れるという立ち上がり。しかし徐々に調子を上げ「予選で黒星がついた国は優勝できない」というジンクスを吹き飛ばしました。

日本のベスト8進出で日本中に巻き起こった興奮は、年明けに始まる国内リーグ(トップリーグ)へと引き継がれます。一躍有名になった日本代表の選手だけでなく、今大会に出場した各国のW杯戦士が何人も新加入してプレーすることになりそうなんです。2連覇を狙う神戸製鋼には、オールブラックスの巨漢ロック、ブロディ・レタリックが加わります。昨季から加入している「オールブラックス伝説の10番(スタンドオフ)」の異名を持つダン・カーターとともにラグビーファンを魅了するプレーを見せてくれることになるでしょう。
 

2019年10月

こんにちは、院長の藤原です。うだるような夏の暑さが影を潜め、やっと朝晩は涼しくなってきたなあと思っていたら、今年もこの時期大型台風の到来です。温暖化の影響か年々台風が大型化し、全国各地の被害も大きくなっているようです。
 
先月20日から始まったラグビーW杯はプール戦(1次予選リーグ)が終了しベスト8が出そろいました。わが日本は何と(!)強敵アイルランドとスコットランドを撃破し、プールAを4戦全勝で1位通過。日本中が総ラグビーファン状態となってしまっています。球技の中で最も「まぐれ勝ち」が少ないと言われているラグビーですが、思い起こせば4年前、それまでW杯通算1勝、2引き分けを挟んで16連敗中だったランキング13位の日本が、過去2回のW杯優勝経験を持つランキング3位の南アフリカを34-32で破るという信じられない事件が起こりました。「初戦だった」「相手が多少なめていた」という要素はあったとしても、それなりの力がなければとても勝てる相手ではありません。ただ前回はその後スコットランドに45-10で大敗しボーナスポイントの関係で惜しくも予選突破できずに終わります。そして今回また同じ予選グループとなったスコットランドと最終戦で当たる因縁。過去1勝10敗。W杯では3連敗。唯一の1勝は平成の初め、キャプテンの平尾がバックスのセンターをやっていたチームがもぎ取ったものです。代表メンバーには社会人だけでなく大学生も数人いました。太田、藤田、田倉の第一列。ロックの林、大八木。フランカー梶原、中島。ナンバー8ラトゥー。堀越、青木のハーフ陣にバックスの吉田、平尾、朽木、ノホムリ。フルバック山本。30年も前のことですが選手の名前を聞くと当時の興奮がよみがえってきます。

最近の負けパターンは、自陣で反則しレイドローにPGを決められズルズルと点差が開いていくというものでしたが、今回は反則が少なく(反則を犯さないことをラグビー界では「規律を守る」というようです)、流れがいつもとはまったく違いました。初のベスト8進出。次は20日に行われる南アフリカとの準々決勝ですが、この日は3年前に胆管細胞癌で亡くなった平尾誠二氏の命日です。

2019年9月

こんにちは、院長の藤原です。9月は暦の上では秋ですが、まだまだ暑い日がしばらく続きそうだとの予報が出ています。ビールの美味しい時期は続きます。毎年この時期になると、夏休みの宿題を必死でやっている夢を見るのですが、いったい何歳になったら見なくなるのでしょうか。
 
さて、今月20日にラグビーW杯が始まります(~11月2日)。今回で9回目となるラグビーW杯(サッカーは昨年のロシア大会が21回でした)ですが、アジアでは初開催、またラグビー伝統国以外での開催も初ということで、日本のラグビーファンにとってはたまらない44日間になりそうです。グループAのわが日本は、9月20日に東京スタジアム(味の素スタジアム)でロシアと、28日に静岡県袋井市の小笠山総合運動公園エコパスタジアムで欧州王者アイルランドと、10月5日に愛知県豊田市の豊田スタジアムで環太平洋の雄サモアと、13日に横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で欧州6強の一角スコットランドと対戦します。日本を率いるのは2016年9月就任したジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)。ニュージーランド(NZ)代表でプレーした後、日本の社会人リーグに所属し、日本代表としても1999年のラグビーW杯に出場。その後指導者となり2011年より世界最高峰リーグであるスーパーラグビーのハイランダーズのヘッドコーチに就任し、2015年には優勝も経験しています。
 
NZ代表と言えば、そうオールブラックスですよね。今回優勝すればW杯3連覇。黒いジャージが印象的ですが、特徴的なのはなんといっても試合前のあの踊り「ハカ(Haka)」。オセアニア地域の先住民族は戦いの前に戦意高揚や相手を威嚇するため「ウォークライ(WarCry戦いの叫び)」を踊るのですが、NZ先住民族マオリ族のウォークライが「ハカ」。NZでは、子供の頃からハカを覚え、結婚式、お葬式、歓迎式など特別な行事の際に披露するのだそうです。日本のエールみたいな感じでしょうか。
 
バブルの頃、C製薬のCMで「頑張って、頑張って…」と真似をするやつがありました(YouTube参照)が、本物はマオリ語で「Ka mate、Ka mate(「私は死ぬ」の意)…」と言っているんだとか。
 

 

2019年8月

こんにちは、院長の藤原です。長い梅雨がようやく明けたと思ったら、連日の猛暑。モールの建物の中に入った途端、生き返った気がします。こんな暑い日にはアイスが一番!なんですが、あれっ?「アイスクリーム」と「ソフトクリーム」と「シャーベット」ってどう違うんでしたっけ?
一般的に私たちがアイスクリームと呼んでいるものは、法律上は乳製品の「アイスクリーム類」にあたり、乳固形分と乳脂肪分で濃い方から「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクト(ラテン語で“乳”の意味)アイス」の3つに分類されています。乳固形分3.0%未満のものは一般食品の「氷菓」として「アイスクリーム類」とは別に扱われます。ガリガリ君は氷菓です。保管温度が-30℃近くの「アイスクリーム」に対し、-5~-7℃で保管されているのが「ソフトクリーム」。「ジェラート」はイタリア語で凍ったお菓子のことで、分類上は「アイスミルク」。「シャーベット」や「アイスキャンディ」は「氷菓」になります。
アイスと言えば、かき氷などの冷たいものを食べると頭が痛くなりませんか。これは医学用語でかつては「アイスクリーム頭痛」と呼ばれていました。現在の正式病名は「冷たいものの摂取または冷気吸息による頭痛」となっていますが、頭痛の機序としては2つの仮説が考えられています。①刺激が強すぎるため、冷たさを痛さと勘違いし、痛みの場所も間違えたという説。痛みの場所を間違えるのは歯科でもよくあり「連関痛」と呼ばれています。②喉元が急激に冷やされ近くの頚動脈も急速に冷却され収縮すると、体は体温を維持するため血流を増やし血管を伸展させる。この血管の急激な収縮・拡張の際に三叉神経を刺激し神経原性炎症を起こしたという説。これは片頭痛における三叉神経血管説と同じで、片頭痛患者はアイスクリーム頭痛が多いという論文もあるそうです。
二子玉川に行った時には是非、玉川高島屋S・C 南館地下1階にある「福光屋」のイートインスペースで「酒かすみるくソフト」を召し上がってみてください。癖のある独特の味覚にハマります。
 

 

2019年7月

こんにちは、院長の藤原です。やっと梅雨らしくなってきたなと空を見上げていたら、今年も全国各地の水害のニュースがいくつも飛び込んできました。報道される映像を見るたびに衝撃の連続です。いざという時のために自分もしっかり準備をしておかなければ!と、改めて気が引き締まります。
 
先月20日(日本時間21日午前)、米プロバスケットボール協会(NBA)のドラフト会議で、八村塁(21、ゴンザガ大)が首都ワシントンを本拠地とするウィザーズから1巡目で指名されました。全体でも9位。現在NBAドラフトは、30チームが毎年1巡目と2巡目で計60人しか指名しない狭き門で、海外のプロスポーツという点から見ても、日本選手が最初から即戦力級と高く評価されるのは極めて異例でとんでもないことです。他のスポーツ、例えば野球やサッカーではすでに、有力な日本選手の海外挑戦が定着しています。そのフロントランナーとなったのが、野球では近鉄から95年に大リーグのドジャースに移籍した野茂英雄。その後イチローや松井秀喜ら多くの選手に引き継がれました。サッカーでは、94年にカズこと三浦知良、その4年後に中田英寿が世界最高峰のイタリア セリエA(アー)と呼ばれる1部リーグでプレー。その後、今の日本代表クラスはほとんどがドイツなど欧州のクラブに所属するようになりました。同様に、八村はバスケット界のフロントランナーの役割を果たすことになるんでしょうか。なるんでしょう。
 
世界で最も競技人口が多いスポーツは何だかご存知ですか? 正解はバスケットボール。競技人口は、全世界で何と4億5000万人! 最大競技人口を誇るのはサッカーだとばかり思っていましたが、サッカー人口は2位で2億7000万人にすぎないそうです。そして3位は意外な(?)クリケットの1億5000万人!
 
 
 

2019年6月

こんにちは、院長の藤原です。早いものであっという間に過ごしやすかった春も過ぎ、空の様子が気になる季節になってきました。梅雨の時期になると室内で過ごす時間が多くなり、部屋の中での趣味に費やす時間が増える時期でもあります。囲碁・将棋にはもってこい?
 
昨年7月豊島将之棋聖が誕生し、将棋界は8大タイトルを8人で分け合う群雄割拠の時代に突入したと昨年の8月に紹介しましたが、その後豊島棋聖は9月に菅井竜也王位を破り王位獲得、そして先月佐藤天彦名人を4-0のストレートで破り名人(第十四代)となりました。渡辺明棋王が棋王防衛後3月に王将奪取していますので、昨年7月から1年も経たないうちに、8大タイトルの半分以上をこの二人で持つことになりました。今月からこの二人による棋聖戦が始まっています。豊島にとっては初防衛戦。両者とも三冠をかけるという、まさに現代の頂上決戦と言える戦いでしょう。
 
将棋の話題をもう一つ。今月4日に羽生善治九段が通算1434勝を達成しました。大山康晴15世名人(1923-1992、69歳没)を抜き将棋史上単独1位となったのですが、この数字がどれだけすごいのか。例えば、2018年度の年間最多勝は佐々木大地五段の46勝(藤井聡太七段は45勝)ですが、仮にそれだけの超ハイペースで20年ずっと勝ち続けたとしても、920勝しかできません。野球で言うと、王貞治の通算本塁打868本に匹敵するのではないかと思うような並外れた記録です。今まで400人弱いたプロ棋士の中で、生涯成績で1000勝以上を挙げた棋士は、わずかに9人しかいないのです(もちろんひふみんも入っています)。そして羽生は、まだ48歳の若さ。将棋の棋士はその現役中にタイトルを何か一つでも取るのが夢とされていますが、そのタイトルを通算99期も獲得しているのが羽生。さらなる高みに向かって、今後とも記録は更新され続けていくでしょう。
 
大山は48歳で迎えた1971年度から、69歳、現役中に亡くなった1992年度まで、678勝をマークしています。羽生がこの先大山のペースで勝ち続ければ生涯2000勝を超えることになるのですが…
 

 

2019年5月

こんにちは、院長の藤原です。薄着で過ごせる5月は、気分も軽やかになったような気がしてきます。自然とフットワークも軽くなりますが、今年のGWは10日間の大型連休でした。皆さんも、早くからさまざまな計画を立てて、心待ちにしていたのではないでしょうか。患者さんに話を聞いてみると、旅行やドライブなど外に出かける派はもちろんですが、混雑を避けて家の中で過ごす派も意外と多い!? 「本を読んだり、DVDで映画を見たりしてのんびり過ごす」「初夏を彩る花の植え替えなどガーデニング三昧」「普段できない時間のかかる料理に挑戦してみる」など、思い思いに計画を立てていました。
 
「計画など立てずに毎日飲んだくれていたい!」という友人もいました。この友人、ワイン通で、白・赤・ロゼ(英語でローズ薔薇色のこと)しか知らない私と違い、いろいろ珍しいワインを知っているんです。例えば、フランスのジュラ地方で作られている「ヴァン・ジョーヌ」という黄色いワイン(ジョーヌは仏語で黄色の意味)。最低でも樽で6年熟成させるため、コクや味の深みを感じさせるワインとなるそうです。620mlの変わった形のボトルに入っていて、中華料理との相性が抜群だと言われています。そして「グリワイン」という灰色のワイン(グリは仏語で灰色の意味)。灰色と言っても、光の加減によって、淡い黄金色や蜂蜜色に見えたり、ほとんど白に見えたり、うすいピンクに見えたり。白ブドウの中でもあえて“グリブドウ”と呼ばれる果皮が薄い紫色のもので作られます。 フランスのプロヴァンス地方のものが世界的に有名ですが、日本でも甲州ブドウ(きれいな藤色!)がグリワインを造る品種として知られています。他には、ポルトガル北部で作られる「ヴィーニョ・ヴェルデ」という緑色のワイン(ポルトガル語で緑のワインの意味)。見た目が緑色なわけではなく、完熟前のブドウ(緑のブドウ)を用いて醸造されるのでこの名が付きました。アルコール度数が低めの微発泡ワインで、日本人の食と合っていると言われています。
 
日本では、毎月20日は「ワインの日」。フランス語で「ワイン(vin)」と「20(vingt)」がどちらも「ヴァン」と言うことが由来だそうです。1994年(平成6年)、日本ソムリエ協会によって制定されました。フランスは?特にワインの日はないようです。だって毎日がワインの日!
 
 
 

2019年4月

こんにちは、院長の藤原です。暖かく過ごしやすい季節になり、どことなく街が華やいできました。新しい生活をスタートさせる患者さんも多く、晴れやかな気持ちがこちらにも伝わってきます。
 
さて、来月からの新しい元号「令和」が今月初めに発表されました。30年少し続いた「平成」も今月末で終わり。「平成生まれ」と聞いて驚きのけ反っていた頃が懐かしく思い出されます。巷では「平成のベスト〇〇」ものが連日テレビをにぎわせ、「ああ、そういえばそんな事件あったなあ」「この歌、よく歌ったよな」と記憶を蘇らせ、昔の良き思い出に浸って溺れそうに… 医学界に目を向ければ、やはり「平成」は進歩の著しい時代で、日本はノーベル賞生理学・医学賞に4人もの受賞者を輩出しました。山中伸弥先生の「様々な細胞に成長できる能力を持つiPS細胞の作製(平成24年受賞)」と、本庶 佑先生の「免疫チェックポイント阻害因子の発見とがん治療への応用(平成30年受賞)」は日本の医者のすごさを世界に見せつけました。この先令和以降の医療はiPS細胞なしでは語れませんし、がん治療の飛躍的な進歩が現実となってきています。ざっと日本の平成の医療界を振り返ってみると… 平成元年「凍結受精卵ベビー誕生」「日本初の生体部分肝移植」から始まり、平成8年「日本初の生体小腸移植」、平成10年「日本初の生体肺移植」、平成17年「日本初の国産人工心臓手術」、平成18年「山中伸弥教授が人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作製に成功」、平成26年「世界初のヒトPD-1モノクローナル抗体医薬品ニボルマブ(オプチーボ)承認」、平成29年「世界初のiPS細胞臨床適応例として網膜の細胞を移植」など、おそらく平成の時代の医学は後世に語り継がれるものになると思われます。
 
歯学の方はというと、平成の間に「インプラント」の予後成績が飛躍的に向上しました。ただ、失った歯を再建する方法として現在最も優れた手段である「インプラント」も、将来再生医療が当たり前になった時代には無くなっている治療方法でしょう。
 
 
 
 

2019年3月

こんにちは、院長の藤原です。春めいた日差しに心がほどけ、ホッとする日も増えてきました。注目の将棋界は、名人への挑戦者を決める「順位戦」が終わりに近づき、A・B1・B2・C1・C2の間での昇級・降級が次々に決まっています。
 
A級で一位となり名人への挑戦者となったのは、「豊島、強いよね!」の豊島将之二冠(王位・棋聖)。無冠の昨年は終盤で失速し挑戦権を逃しましたが、タイトルホルダーとなった今年は緩むことなく乗り切りました。佐藤天彦名人との戦いは、来月10日から始まります。藤井聡太七段の所属するC1は9勝1敗で4人が並ぶ混戦となり、順位で上位の近藤誠也五段と藤井の師匠の杉本昌隆八段がB2へ昇級となりました。師匠、お見事! ただ順位で4番目の藤井は、残念ながら連続昇級とはなりませんでした。
 
さて、スキージャンプW杯では今シーズン絶好調の小林陵侑(りょうゆう)選手(22)が、日本男子初となる総合優勝に向けて突っ走っています。1990年代に船木和喜やレジェンド葛西紀明が惜しいところまで行きましたが優勝には手が届かなかった競技です。早ければ今月の試合で決まるかもしれません。注目しましょう。
 
この小林陵侑選手、実は極度の緊張症のようで、昨シーズンまでは1回目によい記録を出しても2回目は緊張のため安定せず失敗するということを繰り返していました。極度の緊張に打ち勝つにはどうしたらいいのか。悩んだ末に取り入れたのが、脳波をコントロールするメンタルトレーニングだったそうです。脳波のバランスを整え緊張を緩和することで、今シーズン成績が良くなってきました。女子は? 2011年に始まった女子は、なんと高梨沙羅選手が4度も総合優勝しています。
 
 
 

2019年2月

こんにちは、院長の藤原です。この冬はまだ雪らしい雪が降っていませんが、今月あたりそろそろ雪景色が見れるでしょうか。ただ大雪になってしまうと患者さんが来院できなくなってしまいます(私もクリニックに来れません)ので、適度な積雪がいいのですが…
 
年頭、囲碁界に明るいニュースが飛び込みました。小学4年生の仲邑菫(なかむらすみれ)さんが、この4月から日本棋院関西総本部の所属棋士になることが決まったのです。つまり囲碁のプロになるということです。かつては圧倒的な強さを誇った日本の囲碁も、現在は世界2強の中国と韓国に大きく水をあけられている状態。日本では2度七冠を達成している井山裕太でさえも、世界ランクは23位(2019年1月現在)というありさまです。危機感を持った日本棋院は、世界を狙える能力を持つ子供の英才教育を組織的に行うことを決め、「英才特別推薦棋士」というプロ採用制度を取り入れました。菫さんはこの第1号としての採用です。有望な子供がこの人材発掘制度によって何人もプロになり、実力をつけ世界と対等に戦えるようになってほしいと願います。10年後くらいには、中国・韓国・日本の3強になっていますように!
 
そして先月末にビッグニュース。大坂なおみが全豪オープンで日本人として初優勝。昨年の全米オープンに続きグランドスラム2連勝という偉業達成です。そして日本人として史上初のWTA(女子テニス協会)世界ランキング1位を獲得しました。女子シングルス史上26人目だそうです。「この勢いで残りの全仏・全英も」と期待は膨らみますが、全米全豪のハードコートと違い、全仏はクレー(赤土=レンガの粉)コート、全英は芝のコートを使用します。全仏全英は3回戦までしか進んだことのない大坂にとっては、この得意でないクレーと芝の攻略が鍵となりそうです。クレーはバウンド後の球のスピードが落ちリターンしやすくなるので、サーブが得意な大坂にとっては不利となるでしょう。芝は滑ります。辛抱できるか?全仏オープンは5月末から、全英オープン(ウィンブルドン選手権)は6月末からですが、ともに目が離せません。テレビにくぎ付け必至。応援しましょう!
 
 

 

2019年1月

あけましておめでとうございます、院長の藤原です。本年もどうぞよろしくお願い致します。注目していた箱根駅伝は青学の5連覇を東海大が阻止するという波乱の(?)幕開けとなりましたが、先月には、あの羽生善治が広瀬章人に竜王を奪われ無冠となり、ついに羽生時代終焉かと将棋界に激震が走りました。来月にはこの広瀬新竜王が渡辺明棋王に挑戦する棋王戦があります。名人挑戦者を決めるA級リーグは、現在豊島二冠が一歩リードで、広瀬・羽生が追う展開。藤井聡太七段のいるC級1組は、藤井と師匠の杉本七段が全勝で突っ走っています。師匠との同時昇級も現実味を帯びてきました。

さて、今年の4月30日には現在の天皇陛下が退位され、5月1日から皇太子さまが新たな天皇陛下に即位されることが決まっています。併せて元号も変わることになるのため、平成は4月いっぱいで幕を閉じ、五月からは新しい元号になるわけですが、「元号がはたして何になるのか?」 巷ではいろいろな予想がとびかっています。昭和から平成に変わった時の改元は、昭和天皇が崩御されてから発表されましたが、今回の場合は生前退位でもあり、新元号を予想することが不敬にはあたらないだろうとして、新元号が公表されるまで予想合戦が繰り広げられそうです。「内閣総理大臣が選んだ有識者が、いくつかの候補名をその意味や文献などの拠り所の説明付きで提出し、官房長官が検討し、結果を内閣総理大臣に報告する。漢字二文字で、読み書きやすく、良い意味を持ち、今まで使われていない…」ということが昭和54年の閣議で決まっています。今まで使われてきた247の元号が使えず、明治(M)大正(T)昭和(S)平成(H)の略字がダブらない頭文字。文献などの拠り所のある漢字二文字となるとなかなか新たなものはなく、今まで候補に挙がってボツになったものの可能性が高いという意見もあります。すると、「元化」「元安」「永安」あたりに絞られるのでしょうか。ただ「元安」は為替相場で人民元が安くなるという意味もあり、「永安」は中国の地名にありますので、残るのは「元化」。略字も「G」でOKです。

文献などの拠り所がなくていいなら、略字「K」の「光」を使った「光安」もありですが、苗字で使われている(某歯科大同窓会重鎮がこの苗字)のでは却下ですか…

 
 

2018年12月

こんにちは、院長の藤原です。最近は、夕方になると外はもう真っ暗。街にキラキラしたイルミネーションが映える季節となりました。クリスマスモードも真っ盛りで、お店などで流れる音楽や、目に入ってくる景色が雰囲気を盛り上げてくれます。 
 
さて、青学の箱根駅伝4連覇で幕を開けた今年もいろいろな出来事がありました。スポーツ関連の話題が多かったでしょうか。1月、前年から続く日本相撲協会の日馬富士事件の対応に加え、さらにいくつかの不祥事が露呈。振袖レンタル業者「はれのひ」が成人式当日に夜逃げするという騒動も。2月に行われた平昌五輪では日本勢が大活躍。羽生結弦の五輪連覇を始め小平奈緒や高木姉妹の活躍、女子カーリングチーム「そだねージャパン」に注目が集まりました。3月、北朝鮮が従来の強硬路線を一転させ対話路線へ急展開し世界中がビックリ。伊調馨がパワハラ告発。エンゼルス入団の大谷翔平が劇的なデビューを飾った4月には、ハリル監督の解任、TOKIO山口達也の契約解除。5月、日大アメフト部員による悪質タックル騒動、藤井聡太が七段昇段の最年少記録を更新。観測史上最速となる梅雨明けを記録した6月には、史上初の米朝首脳会談が行われ、サッカーW杯で西野ジャパンが決勝T進出。都内で観測初の40度超を記録した7月、洞窟から出られなくなったタイの少年たちを国際救助チームが13人全員救助。オウム麻原代表こと松本智津夫死刑囚など元幹部ら13人に死刑執行。文科省の不祥事が明らかになり、その後東京医大の裏口入学疑惑から医大の合格者操作の問題にまで波及。8月、助成金流用や不正判定疑惑に関与したとして日本ボクシング連盟の山根明会長が辞任。山口県で行方不明になった2歳男児を捜索20分で発見したボランティア尾畠春夫さんに称賛の嵐。甲子園は金足農業フィーバー。9月、大坂なおみが全米OP優勝という快挙達成。安室奈美恵の引退ライブ。10月、築地が83年の歴史に幕を閉じ豊洲へ移転。11月、ゴーン日産元会長が逮捕。そして今月、MLBで大谷翔平が新人王に選出されるといううれしいニュースが飛び込んできています。
 
来年は楽しい嬉しい話題であふれる一年になりますように… 良い年をお迎えください。


 

2018年11月

こんにちは、院長の藤原です。吹く風にも、そろそろ本格的な寒さが感じられるようになり、外出の際はコートが欲しい季節になってきました。さて、今月は「文化の日」「勤労感謝の日」と二日祝日がありますが、これらの祝日、以前は違う名称だったというのをご存知でしょうか。年配の方には常識?

11月3日は戦前「明治節」という明治天皇の誕生日を祝う祝日でした。戦後アメリカは日本人の心の中に残っている天皇陛下への崇拝の念を払しょくするため、天皇に関係すると思われる祝日や祭日を廃止するのですが、「明治節」もその一環で廃止となりました。しかし、日本人いや日本政府は「明治節」を残したい! そこで目を付けたのが、この日がたまたま日本国憲法の公布日だったということです。5月3日は憲法が施行された日として祝日になっていますが、11月3日もそれに先駆けて憲法が制定されたのを国民に知らせるための祝日ということにしたらどうか、と考えたのです。表面上、新しい憲法と日本の永久的な平和を願って生まれた祝日なんだとして「文化の日」という名称を付け、結局「明治節」を残すことに成功しました。めでたしめでたしですが、これで終わったわけではありません。何と現在も「文化の日」を「明治の日」に名前を変えようという動きが根強くあるとか。「昭和の日」はうまくいきましたが… また11月23日「勤労感謝の日」も「文化の日」と似た部分があり、もともと「新嘗祭(にいなめさい・しんじょうさい)」と言う祭日でした。『天皇陛下が自らその年の五穀収穫を食べ、翌年の豊穣を祈願するとともに神様に感謝する』という、たいへん格式の高い収穫祭だったそうですが、こちらも戦後天皇家の影響力を抑えようとしたアメリカ軍の意図があり、名称は変更され「勤労感謝の日」となったそうです。

日本歯科医師会は1993年(平成5年)より、11月8日を「いい歯」の語呂合わせでPR重点日の一つとして設定し、この日に合わせて国民へのさまざまな歯科保健啓発活動を行っています。その一つが1993年から続く、「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」の表彰。今年2018の受賞者は、俳優の桐谷健太さんと女優の浜辺美波さんでした。この浜辺美波さん、「東宝シンデレラオーディション」応募当時の志望は女優ではなく歯科医だったそうです。今でもぜんぜん遅くありませんよ!


 

2018年10月

こんにちは、院長の藤原です。10月に入り、朝晩は少し寒く感じるようになってきました。が、将棋界はまだまだ熱い! 先々月に紹介した豊島棋聖がやってくれました。フルセットの末菅井王位を破り、王位を獲得したのです。8大タイトルを8人で分け合うという時代はひとまず終わり、豊島2冠の誕生となりました。
 
さて、「芸術の秋」という言葉もある通り、秋は芸術に触れるのに適した季節。今秋は、各地で興味深い展覧会も多数開催されていますから、秋の行楽として美術館巡りをしてみるのも楽しそうです。特に今年、大注目の展覧会といえば、今月5日から上野の森美術館で開催される「フェルメール展」でしょう。17世紀オランダの画家ヨハネス・フェルメール。現存する作品が35点と言われている作品のうち、過去最多の8点が来日するそうです。有名な「牛乳を注ぐ女」を筆頭に、日本初公開の「ワイングラス」なども展示されることが決定しています。向かって左から光の射す独特の室内画が印象的です。このフェルメール展は「日時指定入場制」ですので、人気の展覧会は混雑するからヤダという方も安心してご覧になれます。そして、東京の美術展のもうひとつの目玉は、27日から東京都美術館で開催される「ムンク展」でしょう。ノルウェーの画家エドヴァルド・ムンクの「叫び」が、なんと初来日(!)するんです。他にも、「自画像」や「星月夜」など、約100点が展示される大規模な展覧会だそうです。一方、兵庫県神戸では7年ぶりに「プラド美術館展」が大型開催中です。注目は、17世紀を代表するスペインの画家ディエゴ・ベラスケスの傑作7点が揃うこと。こちらも、日本国内では過去最多です。ベラスケスの作品は写実主義的陰影法と評されていますが、私は観るたびにその描かれた人物の目線に吸い込まれるような不思議な感覚を覚えます。会期は今月14日まで。新幹線で行く場合は、新神戸の近くになります。
 
そうそう、ムンクの「叫び」って、私たちがよく知っている油絵の他にパステル画(乾燥した顔料を使った絵画)2作品、リトグラフ(平らな石の上に描画したものを印刷した版画)1作品、テンペラ画(顔料と卵黄を混ぜあわせた絵具で描いた絵画)1作品があるのをご存知ですか。全部で5作品が知られています。今回東京で展示されるのはオスロ国立美術館所蔵の油彩画で、オスロのムンク美術館にテンペラ画とパステル画(1893年版)とリトグラフが所蔵されているそうです。この絵、何度見ても歯の激痛で悶えているように見えてしまうんですが…
 
 
 

2018年9月

こんにちは、院長の藤原です。毎年恒例となった異常気象。先月も各地に被害をもたらし、自然の恐ろしさに日本中が震え上がりました。各地で40℃超えしていた気温は少し落ち着きましたが、30℃だと「少し涼しいかな」と感じてしまう感覚がマヒした状態が続いています。それでも街路樹を見ると、少しずつ季節が移り変わっているのは確かで、これからの秋を感じさせてくれます。
 
さて、皆さんは「ひやおろし」と呼ばれる秋の日本酒をご存知でしょうか。通常、日本酒は早春に出来上がり、加熱殺菌(火入れ)してから夏を越し、出荷前にもう一度加熱して品質を安定させてから市場に出されます。つまり、市場に出るまでに二度の加熱殺菌の工程があるのですが、二度目の加熱殺菌をしない「冷や」のまま、大桶から樽に「卸(おろ)して」出荷する酒を「ひやおろし」と呼びます。暑い夏の間をひんやりとした蔵で眠ってすごして熟成を深め、秋の到来とともに目覚める。冬に絞ったまま卸した「生酒」がフレッシュな味わいであるのに比べ、「ひやおろし」は一度火入れを加えた後に、貯蔵庫で夏のあいだ寝かせてあるため、時間によって程よく熟成が行われています。そのため、絞りたての際の粗さが取れ、豊穣の秋にふさわしい、穏やかで落ち着いた香り、なめらかな口あたり、まろやかな味わいを楽しめるのが特徴です。
 
「ひやおろし」が出回るのは9月、10月、11月の3か月間ですが、実はその間にも熟成度が変わります。9月に出回るひやおろしは、ひと夏を過ごし秋らしい涼しい風が吹き始めた時期に出回ることから「夏越し酒(なごしざけ)」と言われます。苦味、渋味がやわらぎ、濃厚な中にも軽快さとまろやかさを合わせ持っている、まさに「ひやおろし」の走りの味わい。秋も深まる10月頃の「ひやおろし」は「秋出し一番酒(あきだしいちばんざけ)」と言われます。「ひやおろし」のなかでも「まさに飲み頃!」と言えるお酒。9月より熟成され、まろやかさと味の深みを増してるため、穏やかで落ち着いた香り、滑らかな口あたりが特徴です。そして、11月頃に満を持して登場するのが「晩秋旨酒(ばんしゅううまざけ)」。「ひやおろし」のなかでも円熟な味わいで、大器晩成タイプ。晩秋を迎え、旨みとまろやかさがさらに増した豊醇さ、濃密なとろみを味わうことができます。う~ん、つまみが悩ましい…
 
 
 

2018年8月

こんにちは、院長の藤原です。今年の夏の暑さは、「猛烈な暑さ」を通り越し、連日どこかで40°超えという「危険な暑さ」の日もあったりする異常気象となっています。夜も熱帯夜続きで、寝不足や食欲低下になりがちです。喉が渇いた感覚がなくても水分補給をすることが大切なようですので、我々高齢者は特に気をつけたいと思います。ただ、エアコンつけっぱなしで寝ると身体に悪い気がして…
 
さて、将棋界では、先月17日に行われた棋聖戦五番勝負最終局で豊島将之棋聖が誕生しました。敗れた羽生善治は竜王一冠に後退。これにより、将棋界にある8大タイトルを棋士8人が分け合うという群雄割拠の時代に突入しました。前回すべてのタイトルを異なる棋士が保持したのは31年前、7大タイトル制だった1987年10月からの約1か月間。当時最強と言われていた中原誠名人の力に衰えが見え始め、羽生善治が全盛期を迎える少し前になります。塚田泰明が中原誠から王座を奪い、十段(現在の竜王)福崎文吾、名人中原誠、王位谷川浩司、王座塚田泰明、棋王高橋道雄、王将中村修、棋聖桐山清澄の7人がタイトルを分け合うことに。翌月高橋道雄が福崎文吾から十段を奪取し2冠となるまでは、複数タイトル保持者がいなくなるという事態になりました。常に複数タイトルを保持し絶対王者と言われていた羽生善治に衰えが見え始め、藤井聡太というとんでもない棋士が活躍し始めた現在は、当時を彷彿させます。
 
新棋聖となった豊島将之の師匠は31年前棋聖だった桐山清澄。何という因縁でしょう。8年前久保王将に挑戦したのがタイトル初挑戦。以来何度かタイトルに挑戦するも惜しくも獲得には至らず、昨年はA級順位戦のプレーオフで活躍するも挑戦者にはなれませんでした。糸谷哲郎、村田顕弘、稲葉陽とともに「関西若手四天王」と呼ばれ早いうちから「いつタイトルを取ってもおかしくない」と言われてきましたが、棋聖獲得を機にブレークする可能性大です。将棋界きっての真面目男という評価に誰も異論はないでしょう。豊島将之棋聖に興味のある方は、YouTube「豊島 強いよね」で検索してみてください。棋風は「序盤、中盤、終盤、隙がない…」?
 
 
 

2018年7月

こんにちは、院長の藤原です。関東甲信地方はなんと先月末に梅雨明けしてしまい、毎日うだるような暑い日が続いています。ここ数年毎年のように、記録的な暑さが続いたりゲリラ豪雨が各地で報告されたりと、異常気象の話題に事欠きませんが、今年はさらに「いまだ経験したことのない」という枕詞のつく異常気象となっています。台風が多いとの予報もありますので注意しましょう。
 
さて、先月よりロシアで行われているサッカーワールドカップは決勝リーグに突入し、現時点でベスト4が出そろっています。毎回下克上が起きるグループリーグでは、今回も波乱のオンパレード。楽勝気分満載で初戦に臨んだコロンビアは日本戦でまさかの敗戦を喫し、メキシコ・韓国に敗れたドイツはワールドカップ史上初の予選落ちとなり、史上最弱の開催国と言われたロシアがグループリーグ突破するなど、FIFAランキング通りの結果にならないのが面白い。「前回大会の優勝チームはグループリーグで敗退する」というジンクスは、イタリア・スペイン・ドイツと3大会連続となってしまいました。決勝リーグでは、メッシが、Cロナウドが、ネイマールが、すでにロシアを去っています。前大会のベスト4(ドイツ・アルゼンチン・ブラジル・オランダ)とは総入れ替えとなった今回のベスト4は、フランス・ベルギー・クロアチア・イングランド。3位決定戦を含め残り4試合となりましたが、どれも好カードで見逃せない試合ばかり。ビールを飲みながら世界レベルのプレーを堪能したいと思います。ワクワクです。
 
ところで、ワールドカップが終わり一息ついた月末の28日に、1月末に続きまた「皆既月食」が見れるのをご存知でしょうか。前回は空の高い位置でしたので、ずっと見上げていて首が痛くなってしまいましたが、今回は南西の空の低い位置になるようです。午前3時24分に部分食が始まり、4時30分に皆既食となり6時14分まで続く予定ですが、東京では月の入りが4時49分ですので、皆既食を見れるのはほんの20分ほど。明るい空に浮かぶ満月が徐々に欠け、赤銅色に変化して沈んでいく幻想的な情景になるのではないかと勝手に想像していますが、ぜひ見てみましょう。晴れますように!
 
 
 

2018年6月

こんにちは、院長の藤原です。今月はついにサッカーW杯の開幕です。「待ってました!」という喜びの一方で、「えっ、もう4年経っちゃったの?」という複雑な気持ちもあったりします。それはさておき、今回はどの選手がどんな素晴らしいプレーを見せてくれるのでしょうか。毎回必ずある予想外のドラマを堪能できる1カ月になります。
 
優勝候補の筆頭は、安定した力を持っているドイツと言われています。クロースを軸にしたパスサッカーが持ち味ですが、いつものように、決勝にチームのピークを持ってこれるのか? 同一チームの選手が多いというのは強みですが、FWの決定力に多少の不安材料があるため、先制されると苦しい展開になるかもしれません。また、ブラジルも優勝候補の一角。ネイマールを始めとするタレントぞろいのチームです。華麗な個人技というイメージがありますが、過去の得点を検証してみるとカウンターアタックが非常に多い。今回も、カゼミロあたりでボールを奪い、ネイマールが相手ディフェンスを引き付け、ジェズスが決めるという映像が浮かんできます。他には、あのデシャン監督率いるフランスも見逃すわけにはいきません。かつてデシャンがキャプテンのフランスは負ける気がしませんでした。今大会は、ポグバ、カンテ、グリーズマンなどタレントを擁し、守備も攻撃もレベルの高いチームとなっています。穴は、優勝経験こそないものの、アザール、ルカクという決定力のあるFWを擁するベルギーか。ただ、FIFAランク3位ですので穴と言っては失礼でしょう。毎回1次予選にあたる「グループリーグ」では波乱が起こります。FIFAランクの下克上も見どころ。 
 
我が西野ジャパンの対戦日程は、日本時間19日(火)21:00対コロンビア、25日(月)0:00対セネガル、28日(木)23:00対ポーランド。私が監督だったら、井手口をコロンビアのハメス・ロドリゲス、セネガルのサディオ・マネ、ポーランドのロベルト・レヴァンドフスキに90分マンマークさせイラつかせ反則を誘う、試合は引き分け狙い、という作戦をとります。が、井手口は残念ながら代表の23人に残れませんでした。
 
 
 

2018年5月

こんにちは、院長の藤原です。5月はカラっと晴れた日も多く、気温も穏やかで過ごしやすい、レジャーやスポーツなど屋外活動にはもってこいの季節です。ティーグラウンドはさぞや気持ちのいいことでしょう。
 
さて、今月12日は「看護の日」とされています。1965年(昭和40年)に国際看護婦協会がこの日を「国際看護婦の日」としたのを受け、1991年(平成3年)に厚生省(現・厚生労働省)や日本看護協会が「看護の日」としました。別名「ナイチンゲールデー」と言われていることからもわかるように、この日はイギリスの看護婦フローレンス・ナイチンゲールの誕生日(1820年5月12日)です。私はナイチンゲールというと、「クリミア戦争で敵味方区別なく負傷兵を看護した博愛の看護婦」というイメージだったんですが、調べてみるとかなりの女性ということがわかりました。両親は裕福なイギリス人地主で、長期の新婚旅行中にトスカーナ大公国(ほぼ北イタリアのトスカーナ州に相当)の首都フィレンツェで生まれたため、フローレンス(フィレンツェの英語読み)と名づけられています。幼少期は、贅の限りを尽くした英才教育を受けたようで、多くの外国語をはじめ、ギリシア哲学・数学・天文学から統計学・建築学・心理学に至るまで、あらゆる分野に精通するようになりました。しかし、慈善訪問の際に接した貧しい農民の悲惨な生活を目の当たりにするうちに、徐々に貧困にあえぐ人々に奉仕する仕事に就きたいと考え、貧困層の娘の仕事である「看護婦」を目指すことに。当時、看護婦は、病院で病人の世話をする単なる召使として見られ、専門知識の必要がない職業と考えられていた時代でしたが、そんな中で彼女は看護婦の専門的教育の必要性を訴えたのです。そして、戦争中の野戦病院において、衛生環境の改善により兵士の死亡率を激減させることができることを、統計学的に立証しました。「世界で最も有名な統計学者」と言われるゆえんです。現代医療衛生の礎を築いたと言っても過言ではないでしょう。また、病院建築についても「天井を高く」「窓は…」など様々な提言をしたことで知られています。
 
現在、病院や施設では当たり前の、あのナースコールを最初に提案したのもナイチンゲールだそうです。
 
 
 

2018年4月

こんにちは、院長の藤原です。今年は桜の開花が早く、春分の日前後がお花見日和になってしまいました。葉桜で迎えた新年度ですが、新たなスタートを切った方も多いと思います。頑張ってください。
 
さて、米大リーグのエンゼルスでメジャーのスタートを切った二刀流大谷翔平が、2日の初登板初勝利の後、3日に行われた本拠地でのインディアンス戦に「8番DH」で出場し、第一打席でメジャー初本塁打となる1号3ランを放ちました。持ってますね~。ベンチに戻った大谷を誰も祝福せず無視する「サイレント・トリートメント」、ご覧になりましたか? チームメートに認められているんだな、という雰囲気がにじみ出ていて微笑ましい風景でした。
ただ大谷翔平はこれだけで終わりません。次の試合もその次の試合もホームランが飛び出すという離れ業をやってのけました。特に2号は昨年のサイ・ヤング賞右腕コーリー・クルーバーから放った衝撃の一発! オープン戦はノーアーチ。投げても打たれる。どうなるんだろうと心配していたのは何だったのでしょう(笑)。打つとき上げていた右足をすり足にするフォーム改造を行ってすぐに結果を出す天性の運動神経。改めて大谷翔平のすごさを認識しました。早くもシーズン終了時の成績を気にしてしまいますが、今年は1918年にベーブ・ルースが同一シーズンに二桁勝利、二桁本塁打を記録してからちょうど100周年。この間誰もなしえなかった偉業に大谷翔平が挑戦することになります。
 
ベーブ・ルース、本名はジョージ・ハーマン・ルースJr.、1895年ボルティモア生まれ。メジャーリーガーとしてのキャリアは1914年ボストン・レッドソックスで始まるのですが、最初はピッチャーでした。通算成績94勝46敗、防御率2.28ですから、並以上のピッチャーだったといえます。1916年には23勝12敗、防御率1.75、でワールドシリーズ出場に貢献。ワールドシリーズでは14イニング無失点の記録を持っています。また、米国野球史上の伝説的なホームランバッターでもあり、生涯記録714本はハンク・アーロンに破られるまで、34年間歴代トップ。そして生涯打率がなんと3割4分2厘! あのイチローのメジャーリーグでの平均打率は現在3割1分1厘です…
 
 
 

2018年3月

こんにちは、院長の藤原です。寒さも和らぎ、暖かな日差しに春が近づいている気配を感じます。さて、3月と言えば、恐怖の“ホワイトデー”の月です。3月14日は、日本では“ホワイトデー”がポピュラーですが、他国では“円周率の日”の方が有名で、「π」にちなんでお菓子のパイを食べたり、限定品のパイが販売されたりするそうです。スペルは違うんですけどね(笑)。ホワイトデーのお返しに迷ったら、パイを選んでみるのもいいかもしれません。
 
「π」は、4000年以上昔からさまざまな学者によって研究され、「3.141592…と、どこまでも続く数」だということが分かっています。現在ではコンピューターを使い、小数点以下22兆桁以上求められているとか。そして、22兆も数字の並びがあれば、いろいろな数字の並びがどこかに出現してもおかしくない。有名なのは、小数点以下762桁から767桁までに現れる「999999」で、物理学者リチャード・ファインマンにちなみ「ファインマン・ポイント」と名付けられています。そうそう調べていたら面白いサイトを見つけました。http://www.subidiom.com/pi/pi.asp というサイトでは、任意の数字列がπの小数点以下何桁目に出現するかを一瞬で教えてくれるのです。例えば「8020」と入力すると、出現する周囲の数字列とともに「30,680th digit」と表示されます。当院の電話番号「3138418」は「19,108,916th digit」でした。(digit=桁)
 
ところで、人間はこれを何桁まで覚えることができるのでしょうか。興味津々ですが、少し前のギネス世界記録では、約7万桁(!)暗唱できた人がいたとされています。
 
巷では、「凡人でも100桁覚えられる!」という語呂合わせがいろいろ紹介されていますが、定番はやはりこれでしょう→「産医師異国に向こう(3.14159265)。産後薬なく産婦みやしろに(3589793238462)。虫散々闇に鳴くころにや(6433832795028)、弥生急な色草(841971693)、九九見ないと小屋に置く(993751058209)。仲良くせしこの国去りなば(749445923078)、医務用務に病む二親苦(164062862089)、悔やむにやれみよや(986280348)。不意惨事に言いなれむな(25342117067)。」
 
3月14日はドイツの物理学者“アルベルト・アインシュタインの誕生日”でもあります。偉大な物理学者の誕生日が円周率と同じというのも、運命的というか覚えやすいというか…
 
 
 

2018年2月

こんにちは、院長の藤原です。寒さが最も厳しくなる今の季節、インフルエンザがさらに猛威を振るっています。今年のインフルエンザは初期症状が軽く、普通の風邪と見分けが付きにくいのが特徴だそうです。初期症状の段階で「単なる風邪だろう」と軽視し市販の風邪薬で様子見、ところがほどなくして「何か違う…」と嫌な予感がよぎり病院へ駆け込む、というパターンが多いとのこと。
 
体内に入った1個のインフルエンザウイルスが24時間後には100万個にまで増殖する、という情報はテレビでよくやってますのでみなさんご存知ですよね。インフルエンザの治療薬としては「タミフル」や「リレンザ」が知られていますが、これらの投与の目的はウイルスそのものの除去ではなく、増殖の抑制です。したがって、発症48時間以降の投与では効果が薄いということになります。早めの治療が大切。昔は予防法として「うがい」が推奨されていましたが、最近は効果が薄いとされているようです。インフルエンザウイルスは、一般の風邪を引き起こすウイルスよりも感染力が強く、気道に付着後20分程度の短時間で細胞の中に取り込まれ増殖していくので、「予防するには20分毎にうがいをしなくてはならない」ということになるのですが、これが現実的ではないというのが最近「うがい」が推奨されない理由の1つ。ただ、医者は患者さんを一人診察するごとにお茶などでうがいをしています。気道に付いたウィルスを胃に流し込んでいるのでしょう。真似しなくては。同じ理屈で、「唾液の出を良くすることが予防になる」と唾液腺マッサージを推奨している歯科医もいます。また、口の中の細菌には、抗ウイルス薬の効きを弱めたりウイルスの増殖を助けたりするものがあるので、インフルエンザ対策としてもやはりお口のケアが大切です。
 
「風邪には抗生物質だよ」という意見をたまに耳にしますが、これは間違い。「細菌」は、自分で増殖する能力を持つ単細胞生物ですが、「ウイルス」は自らの細胞を持たず他の生物を媒介しないと増殖出来ない単純な構造で、細菌よりもはるかに小さい(1/100~1/1000)。抗生物質は、細胞の構造を利用して効果を発揮するため、細胞を持つ細菌には有効ですが、細胞を持たないウイルスにはまったく効果がありません。
 
 
 

2018年1月

こんにちは、院長の藤原です。ニューイヤー駅伝は昨年の優勝メンバーがさらに強くなった旭化成の圧勝。箱根は往路を制した東洋大を復路前半で逆転した青学の4連覇。ライスボウルは社会人の富士通が2連覇。残り少なくなった平成の30年が幕を開けました。スポーツ界は順当な(?)出だしです。
 
新年というと福袋を連想してしまうんですが、皆さんはいかがですか? 子供のころはデパートで福袋を買ってもらうと「中に何が入っているんだろう?」と、あの開ける時のドキドキ感やワクワク感がたまりませんでした。ここ数年は、透明な袋に入っているもの、あらかじめ内容が公表されているもの、指定された商品群からの選択性になっているものなど、ドキドキワクワクはしない代わりに必要なものが手に入るようになってきています。特定の集団による「買占め」もニュースになっていました。また、ユニークな福袋も増えているようで、特に話題になっていたのが「体験型」の福袋。昨年、中学生プロ棋士として一躍有名になった藤井聡太四段関連ものになりますが、彼の師匠である「杉本昌隆七段と対局できる福袋」は大人気だそうです。将棋ファンにはたまらない福袋なのでしょう。人気フィギュアスケーター「織田信成さんがスケートレッスンをしてくれる福袋」なんていうのもありました。スケーターにとっては喉から手が出そうな企画です。ただ、どちらも小学生を対象にしたものだというのが残念! ですが、夢のある福袋ですよね。
 
ところでこの福袋、いつどのように始まったのでしょうか。諸説あるようですが、江戸時代の呉服屋が余った布の端切れを袋に詰め込み、売りだしたのが始まりという説がありました。この袋が「恵比寿袋」と呼ばれて江戸中で評判になると、そのうち一部の袋に金の帯を入れて売り出す呉服屋が現れ、運試しのような要素が加わったと言われています。江戸時代の人も、「金の帯が当たるかも」とワクワクしたのでしょうか。ちなみに、「恵比寿袋」の名は商売の神様である“恵比寿様"にあやかっていると思われますが、「福袋」は同じく七福神のひとりである、“大黒様"が肩に担いでいる袋のことだそうです。そして、あの袋の中に入っているのはお米やお金ではなく、「幸福」なのだとか。いい一年になりますように!
 
 
 
 

2017年12月

こんにちは、院長の藤原です。あっという間に年末がやってきました。改めて月日の経つ速さにため息です。外に目を向けると、街はイルミネーションの準備で大忙し。
 
今年もいろいろな出来事がありました。トランプ大統領就任で幕を開けた2017年でしたが、就任早々TPP離脱などの大統領令に次々サインし、世界を驚かせました。2月、マレーシア国際空港であの金正男氏が暗殺され、国内では大阪の学校法人森友学園への国有地安売り問題が発覚。3月には収賄容疑などから朴槿恵(パク・クネ)大統領が弾劾され、大統領職を罷免されました。5月は加計学園獣医学部騒動。6月は藤井フィーバー。14歳の中学生プロ棋士が公式戦で29連勝し、30年ぶりに最多連勝記録を更新しました。7月はヒアリ騒ぎでスーパーやホームセンターに殺虫剤が溢れ、都議会選では小池百合子率いる都民ファーストが大勝。8月、ロンドンで行われた世界陸上男子400mリレーで日本が銅メダル獲得。9月には桐生祥秀(きりゅう よしひで)が100m走の公認記録では日本人史上初の9秒台となる9秒98を記録。また安室奈美恵が来年9月16日の引退を発表しました。10月の衆院総選挙で、民進党の枝野氏が新党「立憲民主党」立ち上げ。プロ野球ドラフト会議では7球団が1位指名した清宮幸太郎との交渉権を日本ハムが獲得しました。11月に入るとショッキングな事件が続きます。容疑者が9人殺害したと供述している神奈川県座間市の殺人事件。また、横綱日馬富士の暴行事件。現在も連日ワイドショーを賑わしています。サッカーW杯予選では、前回ベスト16に残ったイタリア・オランダ・米国・チリ・ウェールズという強豪国が予選落ちというニュースにも驚かされました。そして12月には、羽生善治が永世7冠達成の快挙。ひふみん、藤井聡太と話題になった一年でしたが、最後は羽生でした。
 
こうして振り返ってみると、今年は政治関連のニュースが多かったのかなという印象。来年は明るいニュースが溢れてほしいものです。それではみなさまよい年をお迎えください。
 

 

2017年11月

こんにちは、院長の藤原です。夕方は日暮れがだいぶ早くなってきました。朝は朝で、ずいぶん早く目が覚めてしまったなあと思ったら、もう起きなくてはならない時間だったりします。
 
さて、秋は読書の季節と言われます。先月27日~今月9日の2週間は「読書週間」。最近は電子書籍の普及で紙の本を手にする機会が少なくなっていますが、そんな中、驚くべき進化をとげている図書館が増えています。例えば、図書館の隅に「喫茶室」がついていることは昔よくありましたが、今はスターバックスのような大手コーヒーチェーンが出店して、本格的なコーヒーやランチが楽しめる図書館もあるのです。取り組みとして面白いのは、「としょかん福袋」という企画。例えば“映画化された本”などテーマを掲げ、それに合う3冊の本を中身が見えない状態にしてセットで貸し出すというものです。普段自分が選ばないようなジャンルの本や作家との出会いがあり、福袋を開ける時のワクワク感は格別。他に、貸出し予約をしておけば駅の中にあるカウンターで本を受け取れたり、コンビニに返却ポストが設置されているところもあるそうです。通勤や通学の途中で、気軽に本を貸し借りできるのは便利でうれしい取り組みですよね。
 
今月30日は、1986年のこの日、近代絵本の考え方を示した瀬田貞二の「絵本論」の初版が発行されたことから「絵本の日」とされています。「絵本」は絵がメインで物語が展開されていきます。「童話」というのもありますが、こちらは古くから言い伝えられてきたおとぎ話や子供用に創作された物語。絵が入っていないものもあります。そうそう、誰もが知っている有名な童話「シンデレラ」。原題は「サンドリヨン」で、意味はなんと「灰かぶり」なんですと! 意地悪な義母や義妹に家事をすべて押し付けられ、暖炉の火を絶やさぬよういつも火をくべていたため、灰まみれになっていたことからこの原題がついたそうです。
 
 
 

2010年10月

こんにちは、院長の藤原です。気温もだいぶ下がり、早朝や夜は少し肌寒くなってきましたが、今の季節、皆さんのお近くでは運動会の練習をしている子どもたちの姿を見かけることはありませんか。運動会は本来秋に開催されるもので、俳句の世界でも「運動会」は秋の季語になっています。
 
ところが、ベネッセ教育総合研究所が全国の小学校に行った調査によると、昭和の終わり頃にはおよそ7割の小学校が秋に運動会を行っていましたが、最近は春・秋ほぼ同じくらいの割合になってきたそうです。中でも東京では約9割の学校が、秋から春に運動会の開催時期を変更しているとか。お子さんの運動会の日程を聞いて、「えっ、春にやるの?」と驚かれた方もいることでしょう。春に行う理由はいくつかありますが、昨今の受験事情も一つとされています。受験勉強に追われている時期にやることはない、ということでしょう。また、秋の運動会だと、練習をする時期は夏休み明けの残暑の残る9月になってしまうため、熱中症に注意しなくてはならない、という理由もありそうです。
 
運動会当日も私が子供のころとはだいぶ違っています。まず、『お昼は家族で一緒に食べない。』家庭の事情で親が見に来られない子どもへの配慮や、熱中症対策なんだそうです。昼食時、子どもは教室に戻り、親と別々にお弁当を食べます。また、『競技スタートなどの合図にピストルは使わない。』音が近所迷惑になることを避けるため、笛や旗を使うそうです。そして極めつけが、『差別になるのでそれぞれの競技で順位をつけない。』
 どうしても1位をとりたくて、暗くなるまで何度も何度もスタートの練習をしたり、カーブの走り方の工夫をしたりしませんでしたか。授業そっちのけで仲間と騎馬戦の作戦を練ったこともありましたっけ。
小学生ぐらいに戻って人生をやり直したい欲求に駆られることがありますが、運動会がこんなに変わってしまっていては、どーしようかなと考え込んでしまいます。まっ、戻れないんですけど…
 
 
 

2017年9月

こんにちは、院長の藤原です。先月東京は27日降雨を観測するという日照時間の少ない夏になってしまいました。子供たちは楽しい思い出が作れたでしょうか。
 
秋といえば実りの季節ですが、特に待ち遠しいのが「新米」ですよね!みずみずしくピカピカと輝く新米は、秋ならではの味わい。おいしいお米は全国にたくさんありますが、各地の米どころではさらなる味を求め、新しい品種のお米が作り続けられているそうです。何百もあるたくさんある品種の中でも特に有名なのがご存知「コシヒカリ」。その作付面積は群を抜いていて、なんと全体の4割を占めています。コシヒカリ自体は昭和31年に福井県で誕生しましたが、当初は味がよくても病気に弱いため不評でした。その後長い工程と年月をかけて品種改良の研究が行われ、「美味しい」ことに加え「寒さに強い」「病気に強い」などの条件を満たす上質なお米となり、作付面積も少しずつ増えてやっと全国的な人気品種となりました。
 
さて、お米の商品名にはユニークな名前が多いことはご存知でしょうか?例えば、熊本県の「森のくまさん」という品種があります。可愛らしく面白いネーミングですが、「森の都熊本で生産された米」から取っているという深い意味もあるとか。群馬県にも「ゴロピカリ」という面白い名前の品種があります。なんと名付け親は小学生で、由来は群馬名物の雷からきているんだそうです。雷には「稲妻」という別名のある通り、古代から稲作に恵みをもたらすと信じられ、群馬の雷にもそういったご利益があるとされてきたそうです。こちらも面白いだけでなく深い意味のある命名で、お米作りに携わる方々の愛情が伝わってきます。
 
今年も新米の楽しみな時期になりました。お米を作っているたくさんの方の努力と手間、自然の恵みに感謝して、丈夫な歯で(!)美味しく大事にいただきましょう!
 
 

 

2017年8月

こんにちは、院長の藤原です。夏本番、暑い日が続いています。子供は夏休みの真っただ中、これから家族そろっての旅行を計画されている家庭も多いのではないでしょうか。お盆に帰省される方も多いことでしょう。車を使って移動する場合は、高速道路の渋滞をできれば避けたいものですよね。しかし、現実はいろいろな事情がありなかなか難しい…追突には気を付けましょう。
 
さて、高速道路を走っていて目的のIC(インターチェンジ)を通り過ぎてしまったこと、ないですか? 次のICで降りて逆方向へ乗り直し戻ると余分に料金がかかってしまいます。実はこのような時には「特別転回」という制度を利用することで次のICでUターンをさせてもらい、追加料金なしで目的のICに戻ることができるということをご存知でしょうか。具体的な利用方法は…1.降りる予定のICを通り越してしまった旨を次のIC料金所で説明し通行券に「特別転回承認」の印を押してもらう。2.料金所で反対車線にUターン又は一度ICを降りて再度反対側のICを通過させてもらう。3.目的のICで「特別転回承認」の印を押してもらった通行券を渡し料金を支払う。…というものです。ETCの場合は、次のICでカードを車載器から抜き有人の出口ゲートで提示説明し、反対側の入口でも提示し通過させてもらった後に再びカードをセットする。そして目的のICで降りる。という手順になります。
 
東京方面から車で伊豆半島や御殿場・静岡方面に行く時に使う東名高速、東京と名古屋を結んでいるから「東名高速道路」が正式名称だと思っていたのですが、「東名高速道路」はあくまでも通称名で正式名称は「第一東海自動車道」というのだそうです。新東名は「第二東海自動車道」。ただ、新東名は有人ゲートがないので「特別転回」は使えません。普通に入り直さなくてはならないようです。注意です!
 
 

 

2017年7月

こんにちは、院長の藤原です。今年もあっという間にもう7月、一年の半分を折り返してしまいました。これから本格的な夏がやってきます。熱中症に気をつけて元気に暑さを乗り切りましょう。
 
さて将棋界は怪物新人藤井聡太四段がついに公式戦初黒星、連勝記録は29でストップということになりました。今月2日に藤井四段を破ったのは佐々木勇気五段、スイスジュネーブ生まれのイケメン棋士です。ワイドショーで美顔をご覧になった方も多いことでしょう。プロになった年齢は、藤井、加藤、谷川、羽生、渡辺に次ぐ6番目の年少で高校1年の時。攻めの棋風で、横歩取り6八玉型の「勇気流」と呼ばれる戦法は、現在プロの間でも大流行しています。藤井四段との対戦が決まると、自分との対局前の2局を間近で見学し、多くの報道陣の中での対局に場馴れするという対策を施しました。そして快勝。佐々木五段のこの勢いは止まらず、8日に行われた竜王戦トーナメントで格上の阿久津八段にも勝利しています。どこまで勝ち上がっていくでしょうか。次戦は強敵久保王将です。
 
藤井四段、連勝記録は途切れてしまいましたが、今度は「いつ初タイトルを獲得するか」に注目が集まってきました。今年度、竜王戦は敗退ですが、王将・棋王への挑戦の可能性は残っています。あの羽生善治は19歳2カ月で初タイトルである竜王を獲得しました。当時の最年少記録です。ところがこの記録が翌年塗り替えられてしまいます。屋敷伸之が18歳6カ月で中原誠から棋聖を獲得。四段デビューからわずか22カ月後のことでした。藤井四段はこれらの記録を更新する可能性があります。さらに初の中学生タイトル保持者となるチャンスもあります。
 
藤井フィーバーのおかげで28連勝を更新された神谷八段が有名になりましたが、これからはこの屋敷九段の名前が頻繁にワイドショーで登場することになるかもしれません。現在A級在位の45歳。将棋ファンなら誰もが知っている大の競艇好き。若い頃は変幻自在な差し回しから「忍者屋敷」と言われていました。最近は2枚の銀で急戦を仕掛ける「忍者銀戦法(ニンニン銀)」を得意としています。まだまだ将棋界は猛暑が続きます。
 
 

 

2017年6月

こんにちは、院長の藤原です。今月は祝日もなく気候も不安定です。体調に気を付けて過ごしましょう。
 
先月末、囲碁界に激震が起きました。注目されていた対戦、囲碁コンピューターソフトAlphaGoと中国のトップ棋士柯潔九段との三番勝負が行われ、AlphaGoの圧勝に終わったのです。柯九段は数々の国際タイトルを獲得している現在世界最強の棋士。今回の対局は、人間の棋士と人工知能の頂上決戦と言われていましたが、結果は人工知能の3連勝となりました。対局後の記者会見で、柯九段は「AlphaGoは完璧で何の欠点もなかった。私は一生涯、超えられないと思う。」と完敗を認めています。関係者の間では人間の棋士と人工知能の対局に一定の決着がついたという見方で、ソフトを開発する会社の代表もAlphaGoが対戦形式で行うイベントは今回が最後だとの考えを示しました。最後の砦と言われていた囲碁も、ついにAI(Artificial Intelligence 人工知能)に陥落。恐るべし、ディープラーニング!
 
将棋界も騒然としています。怪物新人の藤井聡太四段が相変わらず勝ち続け、先月末ついに19連勝まで星を伸ばし竜王戦の決勝トーナメント進出を果たしました。この藤井四段、史上最年少(14歳2カ月)の新記録で華々しくプロ棋士デビューを果たしていますが、プロ入り前の成績が抜群に良かったわけではありません。昨年上期の三段リーグをトップの13勝5敗で通過し何とか昇段を果たしてはいますが、12勝6敗が5人もいたんです。最終戦に勝ったことでやっと昇段が確定。もしも負けていたら昇段できていない。プロになる前の成績を見ると、とてもここまで連勝する力があるとは思えません。詰将棋が別次元で強いという土台はあったにしろなぜ急に強くなったのか?どうも三段リーグの途中から取り入れた将棋ソフトによる研究が快進撃の一つの要素になっているのではないかと思われます。ソフトは局面の有利不利を明確に数値で表すので良手悪手がわかりやすいのでしょう。
 
囲碁も将棋も、人間がこれまで指さなかった手を平気で指すコンピューターソフトの指し手を人間が研究し学んでいくという時代に突入です。
 
 

 

2017年5月

こんにちは、院長の藤原です。新緑のまぶしい5月、日増しに風が暖かく感じられるようになってきました。年度始まりで忙しかった方も、新しい環境に緊張していた方も、そろそろ一段落できる頃ではないでしょうか。 ただ、将棋界はそんなホッと一息つく時間のないほど盛り上がっています。あの怪物新人の藤井聡太四段がプロデビュー以来公式戦無敗の16連勝で自己記録を更新中(デビュー時期と関係のない連勝記録は神谷広志八段が1987年に記録した28連勝)なんです!
 
昨年度はプロデビュー後、あのひふみんからの初勝利後も勝ち続け、最終的に公式戦を10戦全勝で終えました。プロ入り初年度を全勝したケースは清野静男(1949年度9勝0敗)以来、67年振りです。そして新年度に入った4月4日には王将戦1次予選で勝利し、これまで松本佳介と近藤正和が持っていたプロデビュー後10連勝の記録を更新する11連勝の新記録を達成しました。
 
プロ棋士の戦いには、タイトル保持者のいるタイトル戦が7つ(女流プロは6つ)と、トーナメントで優勝者を決める一般公式戦(NHK杯将棋トーナメントなど)が7つあり、これらを公式戦と呼びます。そして、それ以外は非公式戦と呼ばれ記録に残らない棋戦とされています。例えば、どこかの将棋まつりでプロ棋士同士が対戦しても、これは非公式戦となり、正式な勝ち負けの記録は残りません。藤井四段は先月AbemaTVが企画した「藤井聡太四段 炎の七番勝負」の最終戦で羽生善治三冠に勝ち、新聞やテレビで大きく報道されましたが、非公式戦での勝利なので公式戦の連勝記録にはカウントされません。
 
実は藤井四段、非公式戦ではすでに3敗しています。「炎の七番勝負」第二戦で永瀬拓矢六段に、獅子王戦で羽生三冠に、そして今月7日に愛知県岡崎市で行われた将棋祭りで豊島将之八段に敗れました。
 
 

 

2017年4月

こんにちは、院長の藤原です。4月に入り、いよいよ花の季節の到来。お花見ツアーの新聞広告や旅行会社のパンフレットなど、見ているだけでわくわくしてきます。
 
さて今回は、花は花でもちょっと違う花、“花火”の話題を。今月24日から29日まで、秋田県大仙市で「第16回国際花火シンポジウム」が開催されます。主催はカナダのモントリオールにある団体「国際花火シンポジウム協会」で、花火業界最大の国際会議(!)なんだそうです。モントリオールで行われた第1回会議を皮切りに、今までニュージーランド・イタリア・スペイン・ドイツ・メキシコ・ポルトガル・マルタ・中国・フランスと、世界各国で開催されてきました。日本では第8回会議が、2005年に滋賀県で開かれています。このシンポジウムでは、花火業界の関係者が一堂に集まり、最新の技術、安全性、芸術性、学術・科学情報などの報告を行います。会場での商談会には、花火そのものを作る業者だけでなく、火薬類、製造機器、打上用品、演出機材などの業者も参加します。そしてこの会議の目玉は、私たち一般の人も観覧できる、打ち上げ花火のデモンストレーション! 今回は『世界の花火 日本の花火』と題して、25日・27日・28日はそれぞれ約7000発、29日は約12000発という、豪華な打ち上げ花火を予定しているそうです。日本の花火だけではなく、カナダ・スペイン・中国・イギリス・メキシコの花火も打ち上げられるようですので、ふだん私たちが目にしている日本流の花火とはひと味違うものが楽しめるかもしれません。
 
秋田県大仙市は、秋田と盛岡の間の少し秋田寄りのところにあり、「踊る大捜査線」で秋田弁を有名にした「ギバちゃん」こと柳葉敏郎の出身地。今月に限らず、一年中毎月市内のどこかで花火を打ち上げる催し物があるという「花火の市」です。今年の春は秋田に足を運んでいただき、ひと足早く夏の風物詩を楽しんでみてはいかがでしょうか。
 
 

 

2017年3月

こんにちは、院長の藤原です。寒波に見舞われた厳しい冬が終わり、やっと春の到来を感じられるようになりました。各地から春の知らせやサクラ前線のニュースが伝えられるようになると、気持ちもほんわかと温かくなります。さて、毎年気になるサクラの開花情報、これは気象庁が行っている「生物季節観測」によるものです。実はこの生物季節観測の対象になるのは、サクラだけではありません。ウメ・アジサイ・ススキ・イチョウなどの12種類の植物に加え、ウグイス・モンシロチョウ・ホタルといった11種類の動物も対象で、気象庁の職員によって全国各地で観測されているそうです。つまりサクラ前線だけでなく、ウグイス前線やモンシロチョウ前線などが存在している(!)ということなんですが、動物は植物と違って動き回るのでなかなか観測が難しそうです。
 
明治時代までは紋が黒い白い蝶ということで「モンクロシロチョウ(紋黒白蝶)」と呼ばれていたモンシロチョウの幼虫アオムシは、実はキャベツ、ブロッコリーなどアブラナ科野菜の大害虫。そう言えば、子供のころ虫取り網を持ってキャベツ畑の近くに行けば面白いようにモンシロチョウが獲れましたっけ。卵は気温15℃前後でふ化するため、サクラ前線とほぼ同時期に北上することが多いようです。昨年の今ごろ、某テレビ番組で気象予報士がこんな問題を出題していました。問題、「モンシロチョウが全国どこでも見られるのはなぜでしょうか?」その答えは、「モンシロチョウの幼虫が好んで食べる、キャベツなどのアブラナ科の植物が全国で栽培されているから」とのことでした。(なーんだ) では、どのようにして幼虫の餌になる植物を見分けているのかというと…葉の表面から分泌されている揮発性の油成分を前足の先端部分にある器官で感じ取って、産卵に適した植物か判断しているんだそうです。(すごい!)
 
モンシロチョウは英名でcabbage white butterfly(キャベツシロチョウチョウ?)と言われることもあります。世界中、キャベツ畑のあるところモンシロチョウあり、なんですね。
 
 

 

2017年2月

こんにちは、院長の藤原です。暦の上では2月4日は立春。東京は先月末暖かい日があったこともあり、春が近いかなぁなどと思ってしまいますが、日本海側や関西は寒波による大雪で大混乱のようです。まだまだ気は抜けませんよね。
 
さて、今月14日はバレンタインデー。『女性が男性にチョコレートを渡しながら愛の告白をするという日本独特の風習のせいで、チョコレートがもらえるあてのない男性や、実際にチョコレートがもらえなかった男性が、孤独感など精神的ストレスから「二月病」になった』のは、昔の話となりました。近年は女性から男性に贈るだけでなく、自分へのご褒美のために買ったり、友人同士で交換したりする人も増えています。今ではすっかり身近なチョコレートですが、実は昔はとても貴重なものだったことをご存知でしょうか? 16世紀、スペイン人のコルテスという人物が、南米アステカ帝国を征服した際にチョコレートの原材料カカオ豆を持ち帰り、その後世界中に広まったと言われています。当時のカカオは、王や貴族たちだけが食べることのできる贅沢品で、珍重され健康に良いものとされていました。日常的に私たちの脳はかなりのエネルギーを消費しているのですが、チョコレートのカカオ成分はこの脳の疲労解消に効果があるということがわかっています。(そういえば、あの加藤一二三九段(ひふみん)は対局中によくチョコレートを頬張っています。)また、カカオには体のだるさを回復したり、抗うつ効果などもあるそうです。ただし、この効果はカカオの効能ですので、健康効果を期待したい場合はカカオの含有量の多いものを選ばなくてはなりません。
 
バレンタインデーの直後にチョコレートアレルギーの症状を発症する「バレンタイン症候群」なんていうのもありました。臨床疾患名ではないのですが、この時期、チョコレートの食べ過ぎで、気管支喘息発作、じんましん、腹痛、下痢、嘔吐、鼻血、頭痛などを起こし医科を受診する患者さんが増えるそうです。含まれるニッケルやチラミンという物質などの過剰摂取が原因ですが、このチラミン、チョコレートの他、赤ワイン、熟成チーズにも多く含まれているとか。「チーズやチョコをつまみに赤ワイン」はほどほどに、ですか…
 
 

 

2017年1月

こんにちは、院長の藤原です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。サッカーは鹿島が接戦を制し、箱根はヒヤッとする場面はあったものの終わってみれば青学の3連覇。原監督はいろいろな放送局で引っ張りだこになっています。囲碁界は、年末年始のネット囲碁に突如現れ強豪プレーヤーをバタバタとなぎ倒していった怪物アカウント「Master」の話題で持ちきりでしたが、昨年話題となったあのAlphaGoの改良版であることが判明しました。ネット囲碁では、現在世界ナンバー1と評される中国の柯潔(カケツ)九段や韓国の朴廷桓(パクジョンファン)九段、日本の井山裕太六冠ら世界のトップ棋士が実名を出さずハンドルネームを使って短時間の非公式対局を行っていますが、彼らをハンディなしの互先(たがいせん)で次々に破り今月4日までの1週間で60勝無敗という驚異の戦績を上げました。今年もコンピューター囲碁と人間の対戦から目が離せません。
 
さて、年始といえば「年賀状」。今年もたくさんの年賀状が届きました。かれこれ何十年間も年賀状のやり取りだけになっている知人もいますが、本人の写真や近況報告があると嬉しくなり思わず微笑んでしまいます。その年賀はがきの宛名面にある干支のデザインを皆さんはご覧になっていますか? どれも12年前のデザインと関連があるストーリーになっているそうですので、お暇なときに確認してみてください。今年の寄付金付き年賀はがきはというと、卵が1つ描かれているだけ。ずいぶんシンプルだなあと思いながらこの卵の影の部分をハズキルーペで見たところ、何と「あけまして おめでとうございます」というマイクロ文字が書かれていました。インクジェット紙版では「地鶏が自撮り」しています。消印部分は「悟り」か? お年玉番号のところは「千鳥足」。日本郵政のシャレなんでしょうか。ディズニー・キャラクター年賀はがきには、毎年恒例の隠れミッキー。今回は5つのミッキーが隠れているそうです。他にも、富士山年賀はがきに17個の富士山がデザインされているとか。あっ!お年玉の「玉」の字にもよく見ると富士山が… 
 
寒さの厳しい時期が続きそうですので、くれぐれもご自愛下さい。




 
 
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