『認知症「超」早期発見と予防法』が出版されました
認知症を起こす脳の細胞異常は発症の20年以上前から始まっていることがわかっていて、この細胞異常が広がる前に予防の手段を講ずることで発症を遅延させることができます。ある程度細胞異常が広がった軽度認知障害と診断されてからでは手遅れで治療が困難になります。
本書では、認知症については専門外の脳外科医南方仁先生が高島先生に質問するという対談形式での進行で、認知症とはどのような病気なのかということがわかりやすく説明されています。
認知症についての書籍は数多くありますが、わかりやすさではダントツでしょう。軽度認知障害以降の患者さんとの付き合い方はいろいろなメディアで取り上げられていますが、それ以前について明快に解説したものはなかなかありませんでした。
認知症予防について関心のある方必読です。
2022年02月27日 17:56