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2019年6月号

[2019.06.11]

こんにちは、院長の藤原です。早いものであっという間に過ごしやすかった春も過ぎ、空の様子が気になる季節になってきました。梅雨の時期になると室内で過ごす時間が多くなり、部屋の中での趣味に費やす時間が増える時期でもあります。囲碁・将棋にはもってこい?

昨年7月豊島将之棋聖が誕生し、将棋界は8大タイトルを8人で分け合う群雄割拠の時代に突入したと昨年の8月に紹介しましたが、その後豊島棋聖は9月に菅井竜也王位を破り王位獲得、そして先月佐藤天彦名人を4-0のストレートで破り名人(第十四代)となりました。渡辺明棋王が棋王防衛後3月に王将奪取していますので、昨年7月から1年も経たないうちに、8大タイトルの半分以上をこの二人で持つことになりました。今月からこの二人による棋聖戦が始まっています。豊島にとっては初防衛戦。両者とも三冠をかけるという、まさに現代の頂上決戦と言える戦いでしょう。

将棋の話題をもう一つ。今月4日に羽生善治九段が通算1434勝を達成しました。大山康晴15世名人(1923-1992、69歳没)を抜き将棋史上単独1位となったのですが、この数字がどれだけすごいのか。例えば、2018年度の年間最多勝は佐々木大地五段の46勝(藤井聡太七段は45勝)ですが、仮にそれだけの超ハイペースで20年ずっと勝ち続けたとしても、920勝しかできません。野球で言うと、王貞治の通算本塁打868本に匹敵するのではないかと思うような並外れた記録です。今まで400人弱いたプロ棋士の中で、生涯成績で1000勝以上を挙げた棋士は、わずかに9人しかいないのです(もちろんひふみんも入っています)。そして羽生は、まだ48歳の若さ。将棋の棋士はその現役中にタイトルを何か一つでも取るのが夢とされていますが、そのタイトルを通算99期も獲得しているのが羽生。さらなる高みに向かって、今後とも記録は更新され続けていくでしょう。

大山は48歳で迎えた1971年度から、69歳、現役中に亡くなった1992年度まで、678勝をマークしています。羽生がこの先大山のペースで勝ち続ければ生涯2000勝を超えることになるのですが…

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