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2019年4月号

[2019.04.15]

こんにちは、院長の藤原です。暖かく過ごしやすい季節になり、どことなく街が華やいできました。新しい生活をスタートさせる患者さんも多く、晴れやかな気持ちがこちらにも伝わってきます。

さて、来月からの新しい元号「令和」が今月初めに発表されました。30年少し続いた「平成」も今月末で終わり。「平成生まれ」と聞いて驚きのけ反っていた頃が懐かしく思い出されます。巷では「平成のベスト〇〇」ものが連日テレビをにぎわせ、「ああ、そういえばそんな事件あったなあ」「この歌、よく歌ったよな」と記憶を蘇らせ、昔の良き思い出に浸って溺れそうに… 医学界に目を向ければ、やはり「平成」は進歩の著しい時代で、日本はノーベル賞生理学・医学賞に4人もの受賞者を輩出しました。山中伸弥先生の「様々な細胞に成長できる能力を持つiPS細胞の作製(平成24年受賞)」と、本庶 佑先生の「免疫チェックポイント阻害因子の発見とがん治療への応用(平成30年受賞)」は日本の医者のすごさを世界に見せつけました。この先令和以降の医療はiPS細胞なしでは語れませんし、がん治療の飛躍的な進歩が現実となってきています。ざっと日本の平成の医療界を振り返ってみると… 平成元年「凍結受精卵ベビー誕生」「日本初の生体部分肝移植」から始まり、平成8年「日本初の生体小腸移植」、平成10年「日本初の生体肺移植」、平成17年「日本初の国産人工心臓手術」、平成18年「山中伸弥教授が人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作製に成功」、平成26年「世界初のヒトPD-1モノクローナル抗体医薬品ニボルマブ(オプチーボ)承認」、平成29年「世界初のiPS細胞臨床適応例として網膜の細胞を移植」など、おそらく平成の時代の医学は後世に語り継がれるものになると思われます。

歯学の方はというと、平成の間に「インプラント」の予後成績が飛躍的に向上しました。ただ、失った歯を再建する方法として現在最も優れた手段である「インプラント」も、将来再生医療が当たり前になった時代には無くなっている治療方法でしょう。

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