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2018年5月号

[2018.05.14]

こんにちは、院長の藤原です。5月はカラっと晴れた日も多く、気温も穏やかで過ごしやすい、レジャーやスポーツなど屋外活動にはもってこいの季節です。ティーグラウンドはさぞや気持ちのいいことでしょう。

さて、今月12日は「看護の日」とされています。1965年(昭和40年)に国際看護婦協会がこの日を「国際看護婦の日」としたのを受け、1991年(平成3年)に厚生省(現・厚生労働省)や日本看護協会が「看護の日」としました。
別名「ナイチンゲールデー」と言われていることからもわかるように、この日はイギリスの看護婦フローレンス・ナイチンゲールの誕生日(1820年5月12日)です。私はナイチンゲールというと、「クリミア戦争で敵味方区別なく負傷兵を看護した博愛の看護婦」というイメージだったんですが、調べてみるとかなりの女性ということがわかりました。
両親は裕福なイギリス人地主で、長期の新婚旅行中にトスカーナ大公国(ほぼ北イタリアのトスカーナ州に相当)の首都フィレンツェで生まれたため、フローレンス(フィレンツェの英語読み)と名づけられています。幼少期は、贅の限りを尽くした英才教育を受けたようで、多くの外国語をはじめ、ギリシア哲学・数学・天文学から統計学・建築学・心理学に至るまで、あらゆる分野に精通するようになりました。
しかし、慈善訪問の際に接した貧しい農民の悲惨な生活を目の当たりにするうちに、徐々に貧困にあえぐ人々に奉仕する仕事に就きたいと考え、貧困層の娘の仕事である「看護婦」を目指すことに。
当時、看護婦は、病院で病人の世話をする単なる召使として見られ、専門知識の必要がない職業と考えられていた時代でしたが、そんな中で彼女は看護婦の専門的教育の必要性を訴えたのです。
そして、戦争中の野戦病院において、衛生環境の改善により兵士の死亡率を激減させることができることを、統計学的に立証しました。「世界で最も有名な統計学者」と言われるゆえんです。現代医療衛生の礎を築いたと言っても過言ではないでしょう。また、病院建築についても「天井を高く」「窓は…」など様々な提言をしたことで知られています。

現在、病院や施設では当たり前の、あのナースコールを最初に提案したのもナイチンゲールだそうです。

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