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2018年10月号

[2018.10.01]

こんにちは、院長の藤原です。10月に入り、朝晩は少し寒く感じるようになってきました。が、将棋界はまだまだ熱い! 先々月に紹介した豊島棋聖がやってくれました。フルセットの末菅井王位を破り、王位を獲得したのです。8大タイトルを8人で分け合うという時代はひとまず終わり、豊島2冠の誕生となりました。

さて、「芸術の秋」という言葉もある通り、秋は芸術に触れるのに適した季節。今秋は、各地で興味深い展覧会も多数開催されていますから、秋の行楽として美術館巡りをしてみるのも楽しそうです。特に今年、大注目の展覧会といえば、今月5日から上野の森美術館で開催される「フェルメール展」でしょう。17世紀オランダの画家ヨハネス・フェルメール。現存する作品が35点と言われている作品のうち、過去最多の8点が来日するそうです。有名な「牛乳を注ぐ女」を筆頭に、日本初公開の「ワイングラス」なども展示されることが決定しています。向かって左から光の射す独特の室内画が印象的です。このフェルメール展は「日時指定入場制」ですので、人気の展覧会は混雑するからヤダという方も安心してご覧になれます。そして、東京の美術展のもうひとつの目玉は、27日から東京都美術館で開催される「ムンク展」でしょう。ノルウェーの画家エドヴァルド・ムンクの「叫び」が、なんと初来日(!)するんです。他にも、「自画像」や「星月夜」など、約100点が展示される大規模な展覧会だそうです。一方、兵庫県神戸では7年ぶりに「プラド美術館展」が大型開催中です。注目は、17世紀を代表するスペインの画家ディエゴ・ベラスケスの傑作7点が揃うこと。こちらも、日本国内では過去最多です。ベラスケスの作品は写実主義的陰影法と評されていますが、私は観るたびにその描かれた人物の目線に吸い込まれるような不思議な感覚を覚えます。会期は今月14日まで。新幹線で行く場合は、新神戸の近くになります。

そうそう、ムンクの「叫び」って、私たちがよく知っている油絵の他にパステル画(乾燥した顔料を使った絵画)2作品、リトグラフ(平らな石の上に描画したものを印刷した版画)1作品、テンペラ画(顔料と卵黄を混ぜあわせた絵具で描いた絵画)1作品があるのをご存知ですか。全部で5作品が知られています。今回東京で展示されるのはオスロ国立美術館所蔵の油彩画で、オスロのムンク美術館にテンペラ画とパステル画(1893年版)とリトグラフが所蔵されているそうです。この絵、何度見ても歯の激痛で悶えているように見えてしまうんですが…

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