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2016年7月号

[2016.07.05]

こんにちは、院長の藤原です。本格的な夏も目前ですが、花火やスイカ、カキ氷と並ぶ「夏の風物詩」と言えば? そう、やっぱり蚊取り線香でしょう。デング熱やジカ熱の流行もあり、このところ世界で蚊が注目されていますので、近々ブームがやってくるかもしれません。

その昔、虫除けには「蚊遣り火(かやりび)」という風習があり、ヨモギ、カヤ、杉、松などを燻した煙で蚊を追い払っていましたが、1890年(明治23年)に登録商標「金鳥」でお馴染みの大日本除虫菊株式会社が、“線香"に殺虫成分のあるシロバナムシヨケギク(除虫菊)を練りこんだものを開発しました。除虫菊に含まれるピレトリンと呼ばれる成分が、ゴキブリ・蚊・ハエ・その他昆虫の神経を麻痺させ退治します(現在使われているのはピレトリンを化学合成して作ったピレスロイド)。当初の線香は棒状で、短時間で消えたり倒れて火災が発生することもありましたが、その後改良され現在のような渦巻型になり安全性も向上。1時間で約10cm燃えるので、伸ばすと長さ75cmになる一般的なものは人の平均睡眠時間である約7時間使用できるようになりました。また、このタイプは電気がない場所でも使用できるため、開発途上国のマラリア感染対策など世界中で使われているようです。

ここで問題。蚊取り線香の渦の巻き方は「右巻き」でしょうか、それとも「左巻き」でしょうか? 実は金鳥の線香が世界で唯一の左巻きで、他のメーカーは右巻き。金鳥も当初は右巻きを作っていましたが、機械化の際、他社との差別化を図るために左巻きにしたとのこと。藤原竜也の顔がドヤ顔に見えてきました。そして、みなさんお馴染みのこの金鳥蚊取り線香のシンボルマーク、描かれている鶏の胸の辺りに創業者上山英一郎の「上山」と入っているのをご存知でしたか? えっ、本当?

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