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2016年5月号

[2016.05.09]

こんにちは、院長の藤原です。ゴールデンウィークはどちらか行かれましたか。私は毎年この期間、特に予定もないのに気分はウキウキしています。どうしてでしょう?

さて、先月25日に2020年東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会が公式エンブレムを決定しました。最終候補4作品の中からA案に決まったわけですが、みなさんの予想はいかがでしたか。A案の「組市松紋(くみいちまつもん)」の作者は、アーティストの野老朝雄(ところ・あさお)さん。A案は4作品の中では唯一単色のデザインでしたので、地味だなあという印象だったのですが、発表後時間が経つにつれて「実は周到に作られたデザインだ!」ということが次々判明し、現在ネット上で話題になっています。まず、オリンピックのエンブレムとパラリンピックのエンブレムのパーツの枚数が同じ(大9枚・中18枚・小18枚)。それだけでもビックリですが、枚数だけじゃなく白い小円の大きさまで同じ。さらにオリンピックのエンブレムのパーツを角度を変えないまま移動するとパラリンピックのエンブレムに大変身してしまうという事実が発覚するに至っては、仰天する人が続出。この大変身の動画、探せばすぐ見つかると思いますので是非一度見てみてください。

国際オリンピック委員会(IOC)は「エンブレム」という用語を使います(私は「エンブレム」というとブレザーの胸に着けるワッペンを思い起こしてしまいます)が、英和辞典で同じ「象徴」と訳される「シンボル」や「ロゴ」とどう違うのでしょうか。いろいろ調べてみると、IOCはこんな使い方をしているようです。

「エンブレム」=「開催地と年の入ったロゴ」+「オリンピックのシンボル(五輪の輪)」

招致の段階で初めに使われていたのは、カラフルな桜のデザインでまだ五輪の輪が入っていない「招致ロゴ」(申請を意味するAPPLICANT入り)。一次選考を通過し立候補都市決定後発表されたのが五輪の輪の加わった「招致エンブレム」(立候補を意味するCANDIDATE 入り) ということになります。2020年の開催都市が東京に決定した後発表されたエンブレムに対しベルギーのデザイナーが「2020東京オリンピックのエンブレムは自分の作ったロゴの盗作だ!」と訴えたのは正しい使い方でした。

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