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2016年10月号

[2016.10.11]

こんにちは、院長の藤原です。プロ野球セ・リーグは広島東洋カープが25年ぶり7度目の優勝を達成しました。下馬評ではマエケンが抜けた穴を埋めるのは無理とされていましたが、ベテランと若手、さらに外国人選手がうまくかみ合い、あれよあれよという間に勝ち星を重ね、終わってみれば全球団に勝ち越すという圧倒的な強さを見せました。広島はいまだに大フィーバーのようです。

広島といえば、平成10年に29歳の若さで亡くなった広島出身の将棋棋士がいました。名前は村山聖(さとし)。彼の人生をアンジャッシュ渡部風に紹介すると、『幼少の頃から重い腎臓疾患(ネフローゼ)を患い入院生活を送っていた村山少年は、入院中に覚えた将棋に没頭し、当時名人候補と言われていた谷川浩司を倒したいという、とんでもない夢を抱く。中学生の時にプロ養成機関の「奨励会」に合格し、体調不良による不戦敗が多いにもかかわらず、17歳でプロ入り。「東の羽生、西の村山」と称されるほどの評価を受け、20代半ばで、名人への挑戦者を決めるA級リーグ入りも果たす。ただ本人は永く生きることができないのをわかっていて、入院中も医者に内緒で対局に行くなど、病と闘いながら(後に癌も発症)対局し続け、命を削りながら名人を目指す。その実力は「終盤は村山に聞け」とプロ仲間に言わしめるほどの折り紙つき。平成9年のNHK杯での対羽生善治戦でポカ負けし、対戦成績を6勝7敗としたが、当時絶頂期の羽生と五分に渡り合っていた。将棋にすべてを賭けたわずか29年の生き様をとくとご覧あれ!』 平成12年に、この村山聖の生涯を描いた本「聖の青春」(大崎善生著)が出版されましたが、このたびついに映画化(来月19日ロードショー)。主役の松山ケンイチは役作りのために20kg以上増量し、当時事情を知らなかった私は、てっきり幸せ太りかと勘違いしていました。

将棋界では、今月1日付で注目の新四段(=プロ)が誕生します。愛知県出身の藤井聡太四段。何と、14歳2か月という史上最年少でのプロ入りとなります。従来の記録はあの(!)加藤一二三九段の14歳7か月。中学生棋士の誕生は、加藤、谷川、羽生、渡辺明に次いで5人目です。楽しみですね~!

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