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2014年5月号

[2014.05.01]

こんにちは、院長の藤原です。さわやかな風が心地よい季節になりました。こんな気候の週末は子供を連れて競馬場という馬好きのお父さんがいるかもしれません。入場料は200円、8回綴りで1000円というお得な回数券もあります。緑に囲まれた場所で、子供は馬を間近に見れて大喜び、自分は趣味に没頭で一石二鳥!ということで、天気のいい日は迷子続出…

競馬に興味のない方でも今月末に行われる「オークス」や「ダービー」という言葉は聞いたことがあるかと思いますが、これらのレースの正式名称をご存じですか?正解はそれぞれ「優駿牝馬(ゆうしゅんひんば)」と「東京優駿(とうきょうゆうしゅん)」。「駿」が「足の速い良馬」の意味ですので、「優駿」とは「特に優れた競走馬」、「牝馬」はメス馬のこと。「優駿牝馬」は3歳牝馬だけが出走できるイギリスのオークスステークスをお手本にして設けられたレースなので、「オークス」という副称が付けられています。一方の「東京優駿」は日本で最も古いレース。同じくイギリスのダービーステークスがお手本なので「日本ダービー」という副称が付けられています。こちらは3歳の牡馬(ぼば)牝馬ともに出走しますが、牝馬は前週に行われる「優駿牝馬(オークス)」に出場することが多いため、「東京優駿(日本ダービー)」はどちらかというと牡馬の戦い。両者とも芝2400mという比較的長い距離のレースなので瞬発力とスタミナ両者を兼ね備えた差し馬有利と言われています。血統命(いのち)の友人が飲みながら言うには、芝2400は父方がサンデーサイレンス系(父がディープインパクトなど)でないとダメなんだそうで、「優駿牝馬(オークス)」はHが有力、「東京優駿(日本ダービー)」はTだろうとのことでした。

馬は草食動物なので奥歯で食物をすりつぶして食べます。それも1日16時間も食べているため、1年間で2mmほど歯が擦り減ってしまいます。なので、馬の年齢は歯の減り具合で推測できるんだそうです。馬の3歳というと人間では二十歳ぐらいなんですが、ちょうど歯の生え換わり時期にあたります。この生え換わりの痛みで餌を食べなくなる馬がいるため、食欲のない馬がいると調教師は真っ先に歯を見るそうです。餌を満足に食べることができず、本命と言われながら惨敗した馬は数知れず。歯が尖ってくると口の中を傷つけ餌を食べなくなってしまうため、獣医がヤスリで咬み合わせを調整することもしばしば。馬にとっても歯は「食の入り口」「健康の源」。定期的な検診で最善の状態にしておくことが大切なんだそうです。

「デンデンレター」5月号より

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